競馬で高額配当が叩き出される時は思いがけない馬の好走、すなわち「穴馬」が出現する時です。
競馬で高額配当を狙うためには穴馬を見極めなければいけません。
しかし…穴馬が簡単に見つかれば苦労なんてしませんよね?
そこで穴馬予想を無料で公開しているブログや穴馬の見つけ方、穴馬の共通点を紹介します。
目次
穴馬とは不人気ながら好走する潜在能力を秘めた馬
穴馬とはただ人気のない馬ではなく、不人気ながら好走する潜在能力を秘めた馬のことです。
人気のない馬は近走成績の悪い馬が多く単純に弱いことが多いので、オッズが高い馬ばかり選んでも平均以上に負ける可能性があります。
穴馬予想が無料で見られる競馬ブログ3選
次項で穴馬の見つ方を紹介しますが、手っ取り早く穴馬を見つけるには穴馬予想を公開しているブログを参考にすることです。
そこで穴馬予想が無料で見られるおすすめブログ3選を紹介します。
・細穴競馬~穴馬予想ブログ
・アナコー【穴】馬を【攻】略するブログ
・波平の注目馬
穴馬専門の競馬予想ブログは少なく、これから紹介する3ブログで特定の馬が共通に穴馬としてピックアップされていたら穴馬の可能性大です。
細穴競馬~穴馬予想ブログ
細穴競馬~穴馬予想ブログは3連単のヒモにすると配当が跳ね上がるようなヒモ穴馬を無料で紹介しているブログです。
各レースの当日人気・配当・単勝オッズ・馬齢・所属厩舎・ハンデ・前走などの過去データから各レースヒモ穴馬を3頭ピックアップしています。
推奨穴馬は「人気ブログランキング」のブログ詳細で紹介されていますので、チェックしてみると良いでしょう。
アナコー【穴】馬を【攻】略するブログ
アナコー【穴】馬を【攻】略するブログは穴馬探しに役立つデータや追い切りネタ、オッズ情報などを公開しているブログです。
アナコー【穴】馬を【攻】略するブログの穴馬予想記事では 前日オッズの変動や異常投票馬の見解など穴馬探しの参考データを掲載しているのが特徴的です。
また◎印の軸馬や▲印の穴馬の見解が掲載されています。
記事の文末には各馬の予想印と買い目が掲載されていますので、予想の参考にすると良いでしょう。
波平の注目馬
波平の注目馬は中央競馬全レースの中から厳選狙い馬をピックアップするブログです。
コラムでは短評つきで穴馬を含む予想印が公開されています。
穴馬の見つけ方
前項の通り穴馬=人気のない馬ではありません。
まず穴馬がなぜ人気がないのか考える必要があるのです。
穴馬になる6つの理由をピックアップします。
1.近走成績が悪い
2.休み明け
3.クラス編成・転入・距離などの条件の変更
4.馬体重が急激に増減していないかどうか
5.騎手の知名度
6.血統が無名
上記の6つの理由の中でも本来の実力と関係のない「近走成績が悪い」・「休み明け」・「騎手が無名」の3点をピックアップします。
近走成績が悪い
馬の人気を最も左右するのが近走の成績です。
特に競馬新聞など大手競馬メディアでは過去5走しかピックアップせず、多くの競馬ファンは5走分の成績で馬を評価します。
それが穴馬を生み出す理由の1つとなります。
例えば函館競馬場や札幌競馬場など洋芝の適正が高い馬だと、開催時期以外は不成績でも突然好走する可能性があるのです。
またJRAの重賞レースの多くが芝レースでレベルの高いものになります。
そのため直近の芝レースの成績が悪くてもダートレースに転向すると好走することが少なくありません。
直近成績はあくまで5走前での成績ではなく、馬の本来の実力を示すことができません。
休み明け
また休み明けの馬も実力と関係なく人気が落ちる理由です。
1度のレースで消耗してしまう馬は休み明けの方が好走することも多く、各馬の特徴を捉えなければいけません。
また休んだ理由も怪我での休みか短期放牧やリフレッシュ目的の放牧か見極める必要があります。
怪我で休んだ場合は、その期間調教が十分にされていませんので、心肺機能など馬の実力は落ちます。
一方で短期放牧やリフレッシュ目的の放牧などは疲労が回復したり、馬のメンタルが切り変わったり前向きな休暇期間となり休み明けで好走可能性が高くなります。
騎手が知名度
騎手が有名か無名かでもオッズは左右され本来実力のある馬が支持されないことがあります。
例えば2019年時点での中央競馬勝率順位を1位から20位まで見ていくとの1位「岩田康誠」騎手の勝率は「0.164」で20位の「石橋脩」騎手は「0.115」とあまり大差がないのです。
それでもランキング1位の騎手が鞍上すると知名度で本来の実力以上に人気が出ます。
騎手の知名度が低くても馬本来の実力が高ければ好走する可能性が高いでしょう。
穴馬の共通点
最後に穴馬の共通点を紹介します。
2016年春の古馬G1を例に挙げるとカレンミロティックは18頭中13番人気でしたが、天皇賞(春)で2着に入選し、ロゴタイプは12頭中8番人気だったのにも関わらず安田記念を制しました。
不人気であったのにも関わらず好走した2頭ですが共通点を洗い出します。
まずカレンミロティックは2014年宝塚記念で2着、2015年天皇賞(春)で3着とG1レースで好成績を残していたものの、その後の5レースはG3レースで3着に一度入選するだけでした。
馬齢も8歳と実力の限界も言及され、2016年天皇賞(春)ではまったく期待されていませんでした。
また、安田記念を制したロゴタイプも2012年朝日杯と2013年の皐月賞で勝利を収めたものの、その後3年間不成績が続きました。
カレンミロティックとロゴタイプの共通点は過去にG1で実績を残していたことと、レース適正があった2点です。
レース適正があったカレンミロティックとロゴタイプ
カレンミロティックは先行馬で、逃げ馬を逃がさず直線で勝負するのが得意な馬でした。
2016年の天皇賞(春)では圧倒的な実力を持ったキタサンブラックが逃げたものの、他の馬が追走できなかったため2番手のカレンミロティックだけがキタサンブラックとの勝負になりました。
また、2016年安田記念では逃げ馬はロゴタイプ1頭だけで、モーリスが道中4、5番あたりいから直線で抜けだすタイプの馬だったため、レース中に掛かったモーリスが最後の直線で抜けず他の馬も仕掛けが遅れロゴタイプが逃げ切る結果となりました。
上記2頭の共通点から直近のレースで成績を残せずとも実力があり適正がある馬なら人気がなくても好走が十分に見込めると言えるでしょう。
まとめ
以上、穴馬予想が無料で見られるブログ3選と穴馬の見つけ方を紹介しました。
穴馬は単純に人気がない馬ではなく、不人気ながら好走する潜在能力を秘めた馬のことです。
なぜその馬が不人気なのかポイントを分析していくと穴馬を見つけることができます。
また、カレンミロティックとロゴタイプの2016年古馬G1の例からも直近のレースで実績が残せずとも過去に実績を残しかつレース適正がある馬なら不人気でも好走する可能性が見込めます。
当記事が穴馬予想や穴馬の見つけ方の参考になれば幸いです。