競馬予測AI「Mamba」の開発はドワンゴ!サービスが終了された理由に迫る

Mamba

競馬予測AIの「Mamba」を調査しました。

現在では競馬をAIで予想すること自体は決して珍しくありませんが、Mambaがリリースされた当初の2018年では大変珍しいものでした。

Mambaを開発したのはニコニコ動画で知られるドワンゴで、大企業に勤めるAIエンジニアが開発したということで高い注目を集めていました。

ここまで全て過去形で記載している理由は、Mambaがすでにサービスを終了しているからです。

というわけでこの記事では、Mambaがどのようなサイトだったのかを説明しながら、なぜ終了したのか、その理由について考えていきたいと思います。

競馬予測AI「Mamba」とは?

Mambaとは、ドワンゴのAIエンジニアが開発した競馬を予測する人工知能AIとなっています。

最近競馬を始めた方には聞き覚えの無いサイトかもしれませんが、ドワンゴが開発したサービスだけに大注目のサービスとなっていました。

現在も存在していたら、きっと多くの競馬ファンが利用していたことでしょう。

Mambaはすでにサービスが終了している

Mamba

冒頭でも説明した通り、競馬予測AIのMambaはすでにサービスが終了しています。

ニコニコ動画で有名な大企業ドワンゴが開発したMambaが初めてリリースされたのは、2018年3月から6月にかけての3か月間です。

この間に、ニコニコ生放送で人工知能募金という公式番組が放送されており、 ユーザーから動物愛護団体への募金を集めて、それと同額を競馬で運用するという企画が開始されていました。

これが1回目の運用で、この3ヶ月間でMambaは脅威の回収率135%を記録し、テスト期間を含めても回収率は100%を超えるという優秀な記録を残しています。

2回目は「Mamba 2nd Season」と呼ばれるもので、2018年10月から12月に開催されました。

ユーザーの買い目をMambaが評価するWebサービスの運用が開始され、買い目の投票締め切りの数分前に公開していました。こちらも回収率は脅威の131.7%です。

最終的な収支は730万円で、回収率は約130%を超えているため、競馬予測AIとしてはかなり優秀な部類に入るといえるでしょう。

最終的な月別成績は以下の通りです。

購入金額 払戻金額 収支 回収率
10月 7,425,700円 9,774,340円 +2,348,640円 131.6%
11月 7,083,500円 9,127,380円 +2,043,880円 128.8%
12月 8,485,400円 11,387,690円 +29,022,290円 134.2%
合計 22,994,600円 30,289,410円 +7,294,810円 131.7%

通算では購入金額が約2300万円に対して払戻金額が約3000万円なので、Mambaの言う通りにすべての馬券を購入していたら、約700万円の利益を上げられていたことになります。

さらに、最終的な馬券種別の収支は以下の通りです。

購入金額 払戻金額 収支 回収率
単勝 1,676,500円 1,676,520円 +20円 100%
複勝 747,700円 799,210円 +51,510円 106.9%
枠連 1,586,000円 1,587,100円 +1,100円 100.1%
馬連 1,079,900円 1,895,210円 +815,310円 175.5%
馬単 1,071,200円 1,363,910円 +703,370円 127.3%
ワイド 6,843,700円 7,547,070円 +292,710円 110.2%
三連複 621,800円 1,111,110円 +489,319円 178.7%
三連単 9,367,800円 14,309,280円 +4,941,480円 152.7%

驚異的なのは、すべての券種でプラスの収支を記録している点です。

とくに三連複と三連単は150%を超えており、払戻金額や収支も大台を超えているため、いかにこちらのサービスの質が高く、回収率が優秀だったかがわかります。

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競馬予測AI「Mamba」はどういうサイト?3つの特徴を紹介

Mambaの特徴

ここからは、競馬予測AIのMambaがどのようなサイトだったのかを紹介していきます。

買い目の公表は締め切り1分前

Mambaには面白い特徴が多くありますが、そのなかでもとくに特徴的だったのが、買い目の公表を締め切り1分前にしていたという点です。

まず順番に説明していくと、まずMambaではレースの締め切り30分前に予想印が公開されます。

この時点で、普通のAI競馬予想サイトでは前日までに予想印を公開しているため、かなり遅くゆったりとしたペースで公開されているなという印象を受けます。

次に、締め切り30分前から「まんばに聞く」というコンテンツが解放されます。

こちらのコンテンツも特徴的なサービスなので、以下で詳しく紹介します。

そして最後に、締め切り1分前に買い目を公表しています。

締め切りの1分前に公表はされているわけですから、急いで買えば普通の方でもMambaの指示に従いながら馬券を買うことができます。

前述した通り、Mambaはすべての券種で回収率が100%を超えている優秀なAIなので、締め切りギリギリでも予想を参考にする価値は十分にありました

とはいえ、締め切り1分前というギリギリの時間で買い目が公開されているため、多くの方は別のコンテンツを利用していたようです。

「まんばに聞く」を使い買い目を参考にする

Mambaの特徴

Mambaでも人気のコンテンツとして注目されていたのが、「まんばに聞く」です。

あなたの買い目のまんばに聞いてみようがコンセプトになっており、Mambaが買い目を7段階で評価し、その評価に応じてMamba Synchronized Point (MP) を獲得できました。

各レースの締め切り30分前から受付が開始されていたので、多くの方が自分が予想した買い目をまんばにチェックしてもらい、評価を見ていたのです。

星の評価は1から7まであり、☆7はMambaが考える最高の買い目だということになります。

反対に☆1は当たる確率がかなり低いと判断されている買い目なので、Mambaに当たらないと酷評されたものは避けるのが無難でした。

ちなみに、Mambaはニコニコ動画のサービスとも連携されているため、まんばに聞くはプレミアム会員が優先的に利用することができました

利用していると「プレミアム会員の方を優先しています」という文字が表示され、一般会員の方はすぐに利用できないという場合もあります。

膨大なデータを収集して公開している

Mambaの特徴

Mambaは、膨大なデータを収集して公開している点も大きな特徴として挙げられます。

ホームページをチェックしてみると、2017年7月から2018年6月の1年間の全レースでどのような回収率の推移になっているかを可視化したグラフが公開されています。

これを未ると、レースの回数を重ねるごとに成長しているのがよくわかります。

AIは人工知能なので、レースを重ねるごとに失敗例を学んで賢くなっていくため、その良さを極限まで生かして作られているプラグラムであるといえます。

さらに、本企画のレース数と約同数である1,000レースをランダムに複数回サンプリングしてプロットすると、最終的な結果はサンプルごとに大きく差が生まれました。

Mambaは幾度となくニコニコ生放送でも使われており、過去には2018年の10月21日に開催されたレースで、717.1倍(208人気)の3連単をたったの5点で的中させています。

このような輝かしい実績があるAI予測サイトなので、今でも根強い復活の声があるのです。

競馬予測AI「Mamba」が終了した理由を予想してみた

Mambaの閉鎖理由

高い回収率を維持していたMambaは、なぜサービスを終了したのでしょうか。

ここからは、サービスを終了した理由の予想を紹介していきます。

企画が先行して作られている

そもそもMambaはドワンゴがお金を稼ぐ目的で作られたサービスではなく、ニコニコ動画の生放送の企画として作られたものです。

そのため、そもそも長く続けるつもりは最初からなかったであろうと予測できます。

その証拠に、Mambaではすべてのサービスが完全無料で利用できていました。

もしもドワンゴが本気でMambaをサービスとして売り出そうと考えていたのであれば、当然有料にするはずです。

期間限定の面白い企画として作られたAI予測なので、その役目が終わったのでサービスが終了したのであろうと考えられます。

コストと成果が見合わなかった

Mambaのサービスが終了した理由の一つに、かけたコストと結果が見合わなかったのではないかという点が考えられます。

前述したようにニコニコ動画では、過去に2回に渡りMambaを使ったイベントを開催しています。

視聴者数も悪くありませんでしたが、Mambaを開発する費用や宣伝広告費を考えた結果、それに見合うパフォーマンスは発揮できなかったのではないでしょうか。

もしもMambaを使ったイベントが成功していれば、当然3回目、4回目と継続してイベントは開催されていくはずです。

それがなく、2回目でMambaの生放送は終了してしまったので、ドワンゴが想定しているような見返りは得られなかったのかもしれません。

Mambaの基本情報

サイト名Mamba
URLhttps://mamba.jinkochi
運営会社ドワンゴ
電話番号03-3549-6322
メール記載なし
住所 東京都中央区銀座4-12-15
責任者武石 俊
料金体系無料

まとめ

ドワンゴが開発して現在は閉鎖しているMambaを紹介していきました。

完全無料ではありましたが、締め切り1分前に買い目が公開されるという仕様上、AI競馬予想サイトとしては使い勝手がよくありませんでした。

しかし、ニコニコ生放送との連動企画や、過去には700万馬券を的中させた実績があり、回収率が100%を切らなかった点は高く評価されています。

Mambaは現在も引き続きホームページは残されていますが、稼働はしていません。

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名前
評価
本文

Mambaあまっち★★★☆☆
結構良かったけど、トータルでマイナスな印象ですね。回収率は78〜80くらい。この程度だとオッズをあてに買うのとあんま変わらないかもね
2022年08月19日

この記事の監修者
後藤孝男
後藤孝男(ごとう・たかお)
大学卒業後、東京タイムズ社に入社。中央競馬担当記者となり全国の競馬場を初め美浦、栗東トレセンなどへ赴き、取材に、予想にと活躍。同紙休刊後は、実績を買われて競馬専門紙「馬三郎」に創刊メンバーとして参画、一昨年からは美浦トレセン北馬場時計班として毎週、サラブレッド達の調教に目を凝らす。
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