現代の競馬に出走する競走馬たちは数多くいて、性格はさまざまです。そのため、気性が荒かったり、神経質だったりすることでレースに集中できない競走馬も存在します。
そんな時に、集中力を高める効果がある「チークピーシーズ」を装着してレースに挑む場合があるのです。
この記事では、競走馬が付ける馬具の一つ「チークピーシーズ」にはどのような効果があるのか、チークピーシーズを装着してレースに挑む競走馬を紹介していきます。
目次
チークピーシーズの効果
競走馬には人間と同様に様々な性格を持った競走馬がいます。
なかには、神経質だったり気性が荒かったりすると回りの状況によって集中力が欠けてしまい、レースで本来の実力を発揮できなくなる競走馬もいます。
馬の視野350度と広く、周りの環境に影響されやすい臆病な馬や気性の荒い馬はレース本番で集中できなくなってしまい、思ったような成績を残せないのです。
そこで、そのような問題点を解決するために「チークピーシーズ」と呼ばれる矯正馬具が使用されます。
チークピーシーズは目の後ろに装着する矯正馬具の一つで、馬の左右後方の視界を遮り、集中力を高める効果があるため、レース中に後方の状態が気になりやすい臆病な馬などが装着して、問題点を解決するのです。
また、下記の項目でも紹介するブリンカーとは異なり、レースで使用する際に申請が必要ないため、その日の競走馬の状況に合わせて利用できるメリットもあります。
ブリンカーも同様の効果
最近では使用申請の必要がないチークピーシーズを装着するのが主流となっていますが、チークピーシーズと似ている効果があるブリンカーを付ける場合もあります。
ブリンカーは、メンコの目の部分にカップを付け視野を遮り集中力を高めるために使用されているのです。
ブリンカーを装着するためには出馬登録する際に事前に申請する必要があり、馬名欄に「B」や「BL」といった表記が付けられます。
チークピーシーズを付けている代表馬
チークピーシーズを装着してレースを走る馬を見て「可愛い!」「特徴的なトレードマーク!」と思った方もいるでしょう。
チークピーシーズは、競走馬の性格を考慮して効果が求められている馬具ですが、特徴的な馬具のため印象に残っている方も多いかもしれません。
そこで、こちらではチークピーシーズを装着してレースに挑む代表馬を紹介していきます。
オジュウチョウサン
2016年から3年連続で「JRA賞最優秀障害馬」を獲得したことでも有名なオジュウチョウサンもチークピーシーズを装着してレースに挑んでいました。
鮮やかな水色のメンコにあわせたチークピーシーズもオジュウチョウサンのトレードマークになっていますね。
そんなオジュウチョウサンは、競走馬となる当初からわずかな音で驚いてしまうような臆病な競走馬だっため、レース中にも集中力を失ってしまう欠点があったのです。
そこで、山本康志騎手の提案によってチークピーシーズが装着され、想像以上の効果を発揮して「JRA賞最優秀障害馬」を3年連続で獲得することができました。
また、チークピーシーズを装着して勝利したのは以下のようなレースがあります。
- 2017年12月23日 中山大障害
- 2019年3月9日 阪神スプリングジャンプ
- 2019年4月13日 中山グランドジャンプ
- 2020年3月14日 阪神スプリングジャンプ
- 2020年4月18日 中山グランドジャンプ
ダークシャドウ
ダークシャドウは2015年4月に引退した競走馬ですが、日々のレースでは濃いブルーのチークピーシーズを装着してレースに出走していました。
もとから神経質な性格を持つダークシャドウは、まわりの雰囲気に飲まれやすく、ゲートで出遅れがちな競走馬でした。そのため、チークピーシーズの効果を求め、普段から装着しています。
また、2013年の安田記念前の調教では、チークピーシーズではなく、ブリンカーの装着を検討されていたこともあり、レースによってはチークピーシーズとブリンカーを使い分けていました。
また、チークピーシーズを装着して勝利したのは以下のようなレースがあります。
- 2011年6月12日 エプソムカップ
- 2011年10月9日 毎日王冠
パーソナルラッシュ
パーソナルラッシュは、2004年に盛岡競馬場でおこなわれたG1「ダービーグランプリ」
を制した競走馬です。
ピンク色のメンコに映える白色のチークピーシーズが可愛く、印象に残った方もいるのではないでしょうか?
パーソナルラッシュは、チークピーシーズの装着をしていない競走馬でしたが、2004年に札幌競馬場でおこなわれた「エルムステークス」にチークピーシーズを装着して出走したところ、馬具の効果を受け、スムーズに力を発揮でき、見事1着となりました。
その後は、ときおりチークピーシーズを装着して出走しており、一種のトレードマークとして知られていたのです。
また、チークピーシーズを装着して勝利したのは以下のようなレースがあります。
- 2004年9月4日 エルムステークス
- 2004年9月20日 ダービーグランプリ
- 2005年3月16日 ダイオライト記念
- 2005年9月3日 エルムステークス
スワーヴリチャード
スワーヴリチャードは2019年のジャパンカップを見事に制し、2020年1月に引退した競走馬です。
スワーヴリチャードと聞くと、チークピーシーズを付けていないイメージがあるかもしれませんが、馬体の色からは目立ない黒いチークピーシーズを付けて普段からレースに出走していました。
スワーヴリチャードは、厩舎のなかでも人間とじゃれあったりするなど、子どもっぽい性格を持った競走馬だったので、まわりの環境に気を取られやすい性格でした。
そのため、まわりからの影響を考慮して普段からチークピーシーズを装着してレースで戦っていたのです。
また、チークピーシーズを装着して勝利したのは以下のようなレースがあります。
- 2018年3月11日 金鯱賞
- 2018年4月1日 大阪杯
- 2019年11月24日 ジャパンカップ
ローレルゲレイロ
ローレルゲレイロは、2008年、2009年3月に中京競馬場で開催されたG1「高松宮記念」を2度も制した競走馬です。
真っ黒な毛色の馬体に黒いチークピーシーズを付けていたので、装着していることが有名ではありませんでしたが、チークピーシーズの効果を十分に発揮していました。
ローレルゲレイロはもともと気性が荒く、まわりに他の競走馬がいると思ったように実力を発揮できない弱点がありました。
そこで、ローレルゲレイロは黒いチークピーシーズを普段から装着して、その効果を発揮しながらレースに挑んでいたのです。
また、チークピーシーズを装着して勝利したのは以下のようなレースがあります
- 2008年2月2日 東京新聞杯
- 2008年3月2日 阪急杯
- 2009年3月29日 高松宮記念
- 2009年10月4日 スプリンターズステークス
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競走馬は自らの弱点を克服するために様々な種類の馬具を装着してレースに挑みますが、そのなかでも、神経質だったり、気性が荒い競走馬に対して装着されるのがチークピーシーズです。
チークピーシーズは、性格のせいで集中力が欠けてしまい、レース本番に実力を発揮できないことが考えられるに競走馬に、集中力を高める効果を求めて装着されます。
また、チークピーシーズは他の馬具とは異なり装着に申請が必要ないため、その日の体調や調子によっても装着の検討ができます。
基本的にチークピーシーズを装着している競走馬は気性が荒かったり、臆病なことが多いため、レース中にチークピーシーズを付けた競走馬を見たら、「どのような性格の馬なんだろう」と考えてみるのも面白いかもしれませんね。