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reraceとは競馬予想ソフトの利用権を売買することができるプラットフォームサービスサイト
競馬予想サイト「rerace」を独自に調査・検証いたしました。
従来の競馬予想サイトの大まかな利用方法はメールアドレスで無料会員登録を行い会員ページ内で有料情報を購入する流れでしたが、reraceは会員登録というものがなく、reraceのサイトを見ると会員登録フォームはなく、特定商取引法に基づく表記や会社概要など最低限の項目を除いて「競馬予想ソフトを作る」と「予想ソフトを探す」という項目しかありません。
従来の競馬予想サイトユーザーからしたら意味がわかりませんよね?当記事を書いている私も当初は「何これ…」という印象でした。
reraceはユーザー同士が競馬予想ソフトの利用権利の売買をする際の手数料で運営しているプラットフォームサービスサイトです。
rareaceでは自身で競馬予想ソフトを作り、他ユーザーに利用権利を販売することもできますし、他ユーザーが作った競馬予想ソフトの利用権利を買うこともできます。
要は提供されている予想ソフトは全てユーザーが製作したものとなり、rerace自身が作った予想ソフトはありません。
回収率200%は過去のシュミレーションを合算した数値
私が見た時には60個の予想ソフトが販売されていました。
1番人気の競馬予想ソフト「本気の3連単予想」は的中率9.5%に対して回収率は200%越えと超大穴を狙える競馬予想ソフトのようですが…結論そんな上手い話しはありません。
掲載されている回収率と的中率は実運用の結果と「過去のシュミレーション」の合算データで、表示設定をデフォルトからソフト制作日からこれまでの実用の結果が見られる「実運用」に変更すると…
回収率は77%で的中率は9.7%の-24,200円の収支でした。
結局「実運用」での数値が正確な数値でしょう。
改めて直近1年の利益ランキング順の予想ソフトを「実運用」で並び替えてみるとプラス収支の競馬予想ソフトはほとんどありませんでした。
上位予想ソフトは30日間の利用で100,000円前後と高額ですが、実運用ではマイナス収支の競馬予想ソフトを利用できますか?
結論reraceで販売されている競馬予想ソフトは競馬予想のプロのものではなく、一競馬ファンが作ったものであり限界があるようです。
競馬予想ソフトの利用権利件の購入方法
実際にどのように競馬予想ソフトの利用権利を購入するのか手順を紹介します。
1.競馬予想ソフト一覧を並び替える
2.競馬予想ソフトの詳細を確認
3.アカウントを製作して購入
競馬予想ソフト一覧を並び替える
reraceのトップページから「予想ソフトを探す」をクリックすると競馬予想ソフトの一覧が表示されます。
デフォルトでは「利益ランキング(直近1年)」順に並んでいます。
ページトップに絞り込み検索ができますのでご自身にあった競馬予想ソフトを並び替えましょう。
「並び替え」の項目では、おおまかに「お気に入り増加数」や「利益ランキング」、「回収率ランキング」、「的中ランキング」を「累計」・「直近1カ月」・「直近1年」・「直近稼働日」で絞り込むことができます。
また、「絞り込み」では「参加枠あり」・「単勝」・「ワイド」・「馬連」・「馬単」・「3連複」・「3連単」と提供券種と参加枠があるかどうか絞り込むことができます。
例えば「利益ランキング(直近稼働日)」にして「3連単」提供の「参加枠あり」にチェックを入れると、リアルタイムで3連単の利益率の良い競馬予想ソフト順に並び替えられます。
また「こだわり検索」もあり利益や回収率、的中率などを最低から最高まで詳しく絞り込むこともできますので、さらにピンポイントで絞り込みたい時には使ってみると良いでしょう。
競馬予想ソフトの詳細を確認
ご自身にあった競馬予想ソフトの大まかな目星がついたら次に詳細を確認します。
例えば、お気に入りランキング1位の「本気の3連単予想」をクリックしますと製作者のコメントや直近の1カ月利益や回収率、的中率の詳細がわかります。
また1日あたりの平均馬券購入額や平均購入レース数、1日あたり・1レースあたりの馬券購入の上限額設定値を調べることができますので、ご自身の予算にあった予想ソフトなのか確認できます。
また詳細の下には予想ソフト制作日以前のシュミレーションで算出された想定回収率グラフが掲載され、右にスクロールすると現在までの実運用期間の回収率の推移を確認できます。
最後の上述しましたが、詳細なデータは「デフォルト」ではなく「実運用」で見るようにしましょう。
アカウントを製作して購入
もし期待できそうな競馬予想ソフトが見つかりましたら「このソフトを購入」するボタンをクリックします。
そうするとアカウント登録フォームが表示されますので、「メールアドレス」・「ハンドルネーム」・「パスワード」を入力して決済方法に進みます。
決済方法には「自動決済サービスを利用する方法」と「任意の期間分だけ支払う方法」の2種類があります。
reraceは自動決済サービスを勧めているようですが、自動決済サービスを利用すると30日間の利用権利が切れても自動で継続となりますのでご注意ください。
reraceを検証した結果、人気予想ソフトの実運用を見るとほとんどがマイナス収支に終わっています。
それでも利用をお考えなら利用期間を選択する方法で購入するようにしましょう。
期間は30日間から360日間まで選べます。
競馬予想ソフトを作るには最低5,400円がかかる
最後に競馬予想ソフトを自分で作る方法を紹介します。
競馬予想ソフトを作るには4つのステップがあり私も試しましたが中々めんどうで、自分だけの競馬予想ソフトを作るためには最低5,400円かかり無料で作れるわけではありませんのでご注意ください。
1.ポイントの振り方を設定する
2.馬券の買い方を設定する
3.基本設定とシュミレーション
4.予想ソフト完成
ポイントの振り方を設定する
ステップ1ではポイントの振り方や「対象レース」や「〇走前」、「コースが〇レース」などオリジナル予想の条件を入力していきます。
ポイントとはステップ2の「馬券の買い方の設定」でその馬を馬券の対象とするか否かの基準となる数値で、1から5ポイントは5,400円、6から15ポイントは10,800円、16から30ポイントは21,600円、31から50ポイントは32,400円かかります。
ポイントが多いほど複雑な予想ソフトを作ることができます。
馬券の買い方を設定する
ポイントの振り方と条件の設定を行いましたら、ステップ2では馬券の買い方を設定します。
ステップ1で設定した条件に当てはまる馬の券種を単勝・複勝・ワイド・馬連・馬単・3連複・3連単から選べ、買い方も流しやマルチ、ボックスを選べます。
例えば3連単軸い頭マルチの軸馬はステップ1で振ったポイントを基に設定していきます。
当記事では軸馬は「 1番目~2番目にポイントが高い馬」、相手は「 1番目~5番目にポイントが高い馬」にします。
最後に1点を何円で購入するかや1レースにつき合計賭け金の設定、想定払い戻し金、想定回収率をの設定を1つ選択できます。
試しに1レースにつき回収率101%から105%で最大20点に設定しました。
基本設定とシュミレーション
馬券の買い方の設定を完了しましたら、次はステップ3の基本設定とシュミレーションに移ります。
基本設定では予想ソフトの名前や製作者のコメント、1日の馬券購入金額の上限や1レースあたりの馬券購入金額の上限を設定できます。
基本設定が終わりましたらシュミレーションを行います。
ページ下部の「仮作成ボタン」をクリックすると2017年12月11日から2018年12月11日までの過去1年間の3,454レースデータを基にシュミレーションが行われ1年間のシュミレーション結果が表示されました。
このシュミレーション機能はすごいですね。
今回は検証なので適当に条件や設定を行いましたので私が作った「日昇ツチノコソフト」は正確なシュミレーションができませんでした。
競馬予想ソフトを自作するには少しコツがいるようですね。
予想ソフト完成
最後のステップ4では他者利用の月額金額を決めます。
他者利用金額は予想ソフトを作る際にかかった費用の1.0倍から7.0倍と販売価格の上限があります。
私の予想ソフトの制作費用は5,400円なので、5,400円から37,800円の間で販売できるようですね。
また、「独占オプション」という他ユーザーに販売しないで自分だけで使うオプションもあります。
独占オプションの利用料金は予想ソフト制作費用の2倍の価格となります。
最後の4ステップ目は競馬予想ソフトの購入と同様にアカウントを製作し、競馬予想ソフトの利用料金の決済方法を設定して完了です。
また予想ソフトを製作してみた感想を書くと500円クーポンが発行され、すぐに利用できます。
決済方法は自動決済と任意期間決済がありますが、私が今回作ってみた日昇ツチノコソフトは誰も買わないでしょう。
余程ご自身の予想ソフトに自信がない限り、reraceおすすめの自動決済は控えましょう。
買われないことを前提に任意期間決済を選択したほうが低リスクです。
競馬予想ソフトを売っても45%の中間手数料が取られる
仮にシュミレーション結果が100%を越える優秀な競馬予想ソフトを作り、購入者が出たとしても他者利用料金から予想ソフト販売仲介手数料および決済手数料等としてその料金の45%+消費税の金額が引かれます。
仮に日昇ツチノコソフトを37,800円で販売しても17,010円の手数料と消費税が引かれますので、あまり設けになりませんね。
45%の手数料…中々がめつい金額ですね。
複雑な競馬予想ソフトを作ろうとしたら製作費として最大32,400円かかりますし、購入者が出たとしても販売価格の45%と消費税が天引きされますのであまり儲からないでしょう。
reraceの利用料金
直近1年の利益ランキングで上位5つの競馬予想ソフトの利用料金を掲載します。
・本気の3連単予想
提供券種:3連単
提供期間:30日間
料金:120,000円
・競馬は単勝
提供券種:単勝
提供期間:30日間
料金:73,000円
・芝ダート単勝
提供券種:単勝
提供期間:30日間
料金:97,200円
・スティング予想②
提供券種:単勝
提供期間:30日間
料金:102,100円
・何がなんでも単勝勝負
提供券種:単勝
提供期間:30日間
料金:90,000円
人気競馬予想ソフトはどれも高額ですね。
ですが上述した通り、デフォルト設定から実運用設定に切り変えると全競馬予想ソフトはマイナス収支で良くてプラマイ0です。
実運用で成績を残せていない競馬予想ソフトに高額なライセンス料を払うのは賢明な判断ではないでしょう。
rerace(リレース)の基本情報
サイト名 | rerace(リレース) |
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運営会社 | 株式会社rerace |
電話番号 | 03-5342-3674 |
メール | support@rerace.jp |
責任者 | 古屋 正治 |
料金体系 | 5,400円~ |
reraceの独自リサーチの結果
reraceはユーザー間で競馬予想ソフトの売買を行う場を提供しているプラットフォームサービスサイトです。
デフォルト設定では回収率が200%を超える優秀な競馬予想ソフトばかりですが、実運用に設定を変えると100,000円を超える人気競馬予想ソフトでもプラス収支になっているものはほとんどありませんでした。
残念ながら競艇予想ソフトと言えども製作しているのは一競馬ファンですので購入しても利益は見込めないでしょう。
また、競馬予想ソフトを作り販売することもできますが、最低でも月額5,400円の製作費がかかるのでご注意ください。
自身の予想ソフトが売れたとしても販売価格の45%と消費税がreraceに天引きされるシステムでした。
reraceは2018年の終わりにリリースされた斬新な競馬予想サイトで気になっている方も多いと思います。
もし利用をお考えの方は買っても売っても利益になるにくいことを承知の上ご利用ください。
以上の検証結果から、reraceは悪徳競馬予想サイトだと私たちは認定します。