競馬の平場は重賞よりも勝てる?回収率を上げる3つの方法に注目

競馬の平場戦は特別競争(重賞レース)よりも勝ちやすいと聞いた事はありませんか?一般的には平場戦の方が重賞よりも予想している人が少なく、参考にできる競馬予想が少ないので当てにくいとされていますが、それも回収率を上げる為のいくつかのポイントを抑えておくことで解消できると言われています。

・平場戦とは具体的に何なのか
・平場戦で勝つ為に見逃せないポイント

この記事では重賞レースよりも勝ちやすく馬券の狙い目であると多くの人が語っている、平場戦で大きく回収率を上昇させる方法を詳しくご説明していこうかと思います。

レースの種類と条件を学んでおこう

長年競馬に親しんでいる人や玄人の人は日常会話の中で平場と使って通じていますが、競馬初心者の人にとっては平場が何なのか分からないかと思います。平場とは一般競争と呼ばれる事も多く、競馬には様々な種類のレースが存在していて、一般競争と特別競争も数多くあるレースの種類の一つなのです。

平場で勝てるコツやポイントを抑えておく前にまずは一般競争と特別競争の違いは何なのか、また競馬レースの種類は他にどのようなものがあるのか、という点をご説明していきましょう。

一般競争と特別競争の違いって何?

一般競争と特別競争の違い

数多く色々な条件で開催されているレースですが、JRA登録されている競走馬はいきなり全てのレースに出走できるという訳ではありません。1着にならなければ上のクラスにいけませんし、同じクラスで出走できるはずのレースでも条件次第で出走できないという事も多いにあるのです。有名なのは「一般競争」と「特別競争」の2つですが、それ以外にも競馬には様々なレースの種類があるので、まとめてご説明していきましょう。

・一般競争

特別競争以外のレースで平場戦とも呼びます。「新馬戦」「未勝利戦」など、レース名がついていないレースと覚えておくと良いかもしれません。

・特別競争

一般競争とは違い出走する為には特別登録をしなければいけない競争の事を指します。特別競争には現在全てのレースで名前がつけられているので、レース名がついている競争は特別競争と覚えておくと良いかもしれません。また、特別競争の中でも特に重要で賞金も多い重賞競争も特別競争の中に含まれています。

・オープン競争

特に記載がない限り全ての馬が出走できる競争です。しかし全ての馬が出走できると言っても、超A級の馬と未勝利馬では勝敗は歴然としているので、下位条件の馬は出走できないように条件がつけられている場合が多いです。

・条件レース

レースに出走する為の条件が定められているレースの事を指しますが、未勝利戦や特別競争を条件レースと呼ぶことはありません。年齢制限や賞金額に条件がついているレースを条件レースと呼ぶ事が基本です。

・ハンデキャップ競争

ハンデキャップ競走で各馬が負担する重量をいう。これは3人のハンデキャッパーが、各馬に等しく勝機を与えようと決定するものです。競走成績や最近の調子などを資料とし、馬の能力に応じ重量を増減させていきます。

賞金は安いがどんな名馬も必ず通るレース

一般競争は過去のどんな名馬も必ず通る道です。例えば無敗の三冠馬ディープインパクトも初戦はもちろん「新馬戦」です。去年牝馬三冠を獲得したアーモンドアイは初戦の「新馬戦」で負けていますので2戦目に「未勝利戦」に出走しています。

競走馬のデビュー戦は必ず「新馬戦」ですし、そこで勝つまでは「未勝利戦」に出走しなければいけません。初戦の「新馬戦」に勝利したら次のクラスへと進めますが、新馬戦に勝てなければずっと未勝利戦に出走し、引退までここのクラスから抜け出せないという馬がほとんどです。

一般競争は重賞競争に比べると比較にならない程賞金が安い事でも知られています。同じクラスで同じレースでも賞金額は年齢により微妙に異なります。

未勝利戦:500万円(2歳&3歳)
新馬戦:700万円(2歳)、600万円(3歳)
500万下:720万円(2歳&3歳)、750万円(4歳)
1000万下:1030万円(3歳)、1100万円(4歳)

このように一般競争では例え優勝したとしても多くの賞金額を獲得する事はできません。重賞レースでは億を超えるレースが沢山存在していて、特にG1では最高額3億円など、夢のある優勝賞金額のレースが多数存在しています。という訳で一般競争を早く抜け出しステップアップしたいと競走馬関係者の皆は思う訳です。

平場で勝つ為のポイント

レース名がついていない平場戦は大体1レース~8レース位までで行われています。いわゆる午前中に行われているレースで、玄人の競馬ファン以外は注目していないというのが一般的な感想でしょうか。競馬の醍醐味と言えばやはりメインレースであり、重賞レースです。重賞レースはその日のメインレースとして開催され、レース前にファンファーレが鳴り、レース時間も大体15時過ぎに行われる競馬の花形です。

最初に言っておきますが、趣味で競馬を行っているという方は重賞レースのみ、メインレースのみの馬券購入で何ら問題ないかと思います。重賞レースのみ馬券を購入するという方は多いですし、一般的な競馬予想サイトでも予想するのは重賞レースのみとしている所も多いです。

しかし、以下で抑えるポイントをマスターしておくと平場で大きく回収率を上昇する事が可能となります。「競馬で収支をプラスにして勝つ」事を目的としている人は、平場戦も絶対に見逃せないのです。

過去レースがないので血統がものを言う

平場で手堅く当ててその後の資金を確保しようとする買い方が多い平場戦。特に競馬ファンが注目しているレースと言えば、全ての競走馬のデビュー戦となる「新馬戦」です。直前の調教結果やスピード指数はもちろん大切ですが、新馬戦で何より重要視されるのは血統です。

ブラッドスポーツと呼ばれる程、馬の血筋がものを言う競馬において、新馬の血統はとても大切でどのようなレースを見せてくれるかを血統を見て予想する人はとても多いのです。新馬戦に出ていたら注目して頂きたい血統を何頭かご紹介しておきましょう。

・サンデーサイレンス産駒

サンデーサイレンス産駒

G1や重賞レースなどの血統を見ているとサンデーサイレンス産駒の馬が多数出走している事が分かると思います。サンデーサイレンスは94年の初年度産駒から現在に2006年の最終世代まで本当に数多くの名馬を輩出し続け、サンデーサイレンスの子供達は現在も現役で強い馬として有名です。

産駒の特徴としては芝やダート、距離を問わず活躍しているという点。ステイヤーからスプリンターまで合計78個のG1タイトルを獲得しています。サンデーサイレンスの子供が現在では種牡馬として活躍しているケースも多く、サンデーサイレンス系の血筋は新馬戦においては絶対に見逃せない血筋と言えます。

・ディープインパクト産駒

ディープインパクト産駒

サンデーサイレンスの後継種牡馬と言われている現役最強の種牡馬として君臨しているディープインパクト。種牡馬になってから連続でリーディングを獲得していて、種付け料は世界最高額であり、重賞レースがディープの子供だらけなんて事も何度もおきています。

ディープインパクト産駒の特徴は若い時期から頭角を現す馬が多いという点。2016年は牝馬クラシックを異なる3頭で完全制覇しました。短距離から長距離、芝でもダートでも活躍している産駒が多い万能な種牡馬です。ディープ産駒が新馬戦に出走していたら、とりあえず軸で購入しておけばまず間違いないと言われている程、安心と安定感があります。

・キングカメハメハ産駒

キングカメハメハ産駒

現在唯一ディープインパクトに負けず劣らずの名馬を生み出している種牡馬と言えばキングカメハメハです。長年リーディング2位に位置づけ、毎年安定して名馬を輩出しています。現役時代は故障で早期引退となってしまいましたが、種牡馬になってからの活躍はとても素晴らしいです。

キングカメハメハ産駒の特徴としては、芝ダート問わないという点、長距離よりもマイルから中距離に適正がある産駒が多いという傾向があります。

キングマンボの血筋を引いている為、馬場の状態に左右されない産駒が多いという強みも引き継いでいるのも特徴と言えます。

・ロードカナロア産駒

ロードカナロア産駒

キングカメハメハの代表産駒として今最も勢いがある種牡馬と言えるロードカナロア。主に短距離G1で国内外問わず抜群の実績を残しましたが、マイル戦の安田記念も勝っており、その血統背景から中距離でも活躍する産駒を期待する声も大きいです。

2018年には史上最強の牝馬との呼び声も高い牝馬三冠を獲得したアーモンドアイが注目を集め、種付け料も大幅アップするなど、ロードカナロア産駒は今後大注目となっています。

荒れやすい傾向にあるので高額オッズをゲットしやすい

平場戦は重賞レースに比べると荒れやすく高額オッズが出やすい傾向にあると言われています。それを裏付けるデータがコチラ。

平場:単勝回収率77%
特別戦:単勝回収率81%
重賞レース:単勝回収率91%

1~3番人気の馬の回収率を表したものですが、平場の方が重賞レースよりも回収率が低いということが分かります。人気馬の回収率が高いという事は人気通りに馬が勝利しているということになりますので、平場の単勝回収率が低いということは、それだけ1~3番人気の馬がこない可能性が高いという事になります。

重賞レースだと、それまでに様々なレースを行っていて、ある程度馬の強さや調教具合、どれ位強い馬なのかが分かっていますが、新馬戦は未勝利戦などでは過去レースが少なく、人気が薄い馬だからといってこないとは限らないというのが大きな利点。

故に思わぬ馬が1着でゴールする事が多く、荒れた展開になりやすいと言われています。荒れた展開を読みきり見事的中させれば、思わぬ高額配当をゲットする事も可能という訳です。

調教をチェックするだけで回収率大幅アップ

競馬予想において前走レースの結果や着順、着差などは大きな競馬予想のヒントになります。それが全くないデビュー戦である新馬戦では何を予想の柱にしたらいいのか。答えは調教結果です。先に述べたようにもちろん血統も大切ですが、血統だけでは馬券購入の決め手になるとは言えません。

調教の上がりハロン、スピード、調教の出来などをネット上でチェックする事が大切です。しかしデビュー戦では思わぬハプニングがつきもので、初めてのレースで大勢の人の前走るのが初めての馬ばかりですから、意気込んでしまったり、スタートで出遅れたりという事が往々にしてあります。

それを計算にいれるのは不可能ですから、やはり調教の出来は必ずチェックすべきでしょう。調教+血統で数頭に絞り、馬券を購入するというのが回収率上昇の決めてになると思われます。

まとめ

ここまで平場戦で勝つ為の大切なポイントをいくつかご説明してきましたがいかがでしたでしょうか。テレビ放送が流れるのは大体9R以降であり、その前に開催されている平場戦はあまり見る機会がないかもしれませんが、思わぬ高額馬券が頻繁に出る平場戦はやはり注目した方が回収率を上げるには良いと思います。

・新馬戦は血統と調教に注目
・荒れやすい傾向あり
・産駒の特徴と得意なコースを見逃さない

特に新馬戦は注目しておくポイントが重賞レースよりも少ないというのも嬉しい所。重賞レース前に新馬戦などの平場で種銭を増やしておくというのも良い手かもしれません。思わぬ高額配当を得られるかもしれませんしね。