競馬には10種類の券種があり、それぞれの券種で的中率やオッズが大きく異なります。
券種だけでなくフォーメーション・ボックス・流しなど馬券の買い方も複数あり、競馬予想をするにはすべての買い方をマスターする必要があるといっても過言ではないでしょう。
券種選び・馬券の買い方をしっかりとマスターしてこそ、効率のよい競馬予想ができます。
しかし、券種や馬券の買い方をあまり知らずに競馬予想をしている方が多いのが現実。
「どの馬券でどんな買い方をすれば良いか分からない。」
そんな悩みに直面する方も多いでしょう。
この記事では「3連複フォーメーション」に焦点を当てて、3連複フォーメーションとはなにか、点数の計算方法、メリット・デメリット、最強の買い方3選をご紹介します。
馬券の買い方で悩んでいる方、3連複フォーメーションの買い方が分からないという方は、ぜひ当記事を参考に3連複フォーメーションの買い方をマスターしましょう。
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《最新的中情報》
2023年12月03日
阪神9R
3連単8点
684,720円

《最新的中情報》
2023年12月01日
船橋7R
3連単12点
1,497,360円

《最新的中情報》
2023年12月03日
阪神7R
3連単30点
1,546,980円

《最新的中情報》
2023年12月02日
中山6R
3連単8点
1,309,260円

《最新的中情報》
2023年12月03日
阪神10R
3連単8点
1,012,380円
目次
3連複フォーメーションはどんな馬券?
3連複フォーメーションは、1着から3着(順位問わず)になる馬を予想する3連複を効率よく購入する方法です。
通常の3連複で複数の馬券を購入する場合、ひとつひとつ買い目を指定しなければいけないため、買い目が被ってしまったり、無駄な買い目が増えてしまったりもします。
しかし、3連複フォーメーションでは着順ごとに馬を選べるため、無駄な買い目が発生することなく効率よく簡単に馬券を購入することができるでしょう。
例えば「①の馬は3着以内に絶対入るから軸にしたいな」と予想したときは、以下のような買い方になります。
2頭目:②③
3頭目:②③④⑤
そして、組み合わせは以下の通りです。
- 1=2=3
- 1=2=4
- 1=2=5
- 1=3=4
- 1=3=5
つまり、①の馬を軸にしつつ②③④⑤の馬が3着以内になれば的中となります。
ここで注目してもらいたいのが3頭目の組み合わせです。
3頭目の組み合わせにのみ④⑤があるため、1=4=5という買い目が存在自体しません。
3連複流しでも似たような組み合わせで馬券を購入できますが、3連複流しの場合は1=4=5の買い目が含まれます。
「④と⑤が同時に馬券に絡むことはないな」という予想をした際に、3連複フォーメーションは無駄な買い目を増やさずに効率よく馬券を購入することが可能です。
3連複フォーメーションの点数は?簡単な計算方法
3連複フォーメーションは順位問わず3着以内に入る馬の組み合わせを購入する方法のため、計算方法がとても複雑です。
組み合わせが少なければ問題ありませんが、組み合わせが増えてしまうと、なかなか自分で計算することはできないでしょう。
例えば以下の組み合わせで3連複フォーメーションを購入したとします。
2頭目:①②③④⑤
3頭目:①②③④⑤⑥⑦
この組み合わせで何点購入したのか分かりますでしょうか?
答えは28点。
パッと計算できないのは当たり前です。
そんな時に3連複フォーメーションの点数を簡単に計算できるのか、JRAが用意している「フォーメーション組合せ数計算です。
1頭目・2頭目・3頭目の馬番にチェックを入れると、各券種でフォーメーションを購入した場合の点数が表示されます。
「3連複フォーメーションの点数が分からない」という方はぜひ活用しましょう。
また、即PATなどのインターネット投票を利用している場合は、3連複フォーメーションを選択して組み合わせを選んだ時点で点数が表示されるため、わざわざ自分で計算する必要もありません。
3連複フォーメーションのメリット
3連複フォーメーションを利用すると、以下のようなメリットを得られます。
- 点数を絞れる
- 的中率が高め
- 高めのオッズを狙える
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
3連複フォーメーションは点数を絞れる
3連複フォーメーションのメリットは他の券種と比較しても買い目を絞ることができます。
例えば3連複5頭ボックスの場合は点数が10点になってしまいますが、本命を絞れるようなレースであれば点数を5点まで絞ることができるでしょう。
競馬予想において点数が増えてしまうと、よほどの穴馬を狙わない限り的中してもマイナスになるトリガミのリスクが増えてしまいます。
そのため、点数を絞れる3連複フォーメーションは、点数を絞ってトリガミのリスクを減らしてくれるでしょう。
3連複フォーメーションは的中率が高め
3連複は18頭立てのレースだったとしても、組み合わせの数は816通りになっており、的中率が高めの馬券です。
その的中率が高い3連複でフォーメーションを組めば、さらに高い的中率を期待できます。
3連単は18頭立ての場合は4896通りもあるため、その差は歴然です。
そのため、3連複フォーメーションは的中しやすさのバランスの取れた買い方といえるでしょう。
3連複フォーメーションは高めのオッズを狙える
3連複は的中率が高い券種ですが、実はオッズが高くなりやすい券種です。
2018年の平均配当は2万円前後となっており、馬連などと比較しても圧倒的にオッズが高くなっています。
そのため、3連複フォーメーションを使って穴馬を組み合わせに入れておけば、万馬券が飛び出すことも少なくありません。
3連複フォーメーションのデメリット
3連複フォーメーションは以下のようなデメリットをもたらしてしまいます。
- 予想が難しい
- 計算が分かりにくい
それぞれのデメリットについて見ていきましょう。
3連複フォーメーションは予想が難しい
3連複フォーメーションのメリットとして的中率の高さをお話しましたが、3連複フォーメーションの予想は簡単なものではありません。
ボックスや流しと比べても余計な買い目を減らすことができますが、その分しっかりとした予想をしなければニアミスの不的中になってしまうでしょう。
例えば以下の3連複フォーメーションと3連複ボックスを購入したとします。
1頭目:①
2頭目:②③
3頭目:②③④⑤
点数:5点
点数:10点
ご覧の通り選んだ馬は同じだとしても、3連複フォーメーションのほうが5点と点数が少なく絞られていることが分かります。
そして、レースの結果が「1-4-5」だった場合はどうなってしまうのでしょうか?
3連複フォーメーションは不的中、3連複ボックスは的中という形になります。
つまり、3連複フォーメーションの場合はちょっとした着順の違いで不的中になってしまう可能性が高まります。
このように3連複フォーメーションは読み違いによる不的中が目立ってしまうため、しっかりと軸やヒモを意識して買わないといけない難しい馬券です。
3連複フォーメーションは計算が分かりにくい
3連複フォーメーションのデメリットは、なんと言っても計算が分かりにくい点です。
インターネット投票を行う形や、スマホで情報収集をする方であれば問題ありませんが、競馬新聞を片手に競馬場で馬券を購入する際は自分が何点購入したのかが分かりにくくなってしまいます。
競馬予想において点数は回収率を考えるうえで、とても大切なポイントです。
そのため、自分が購入しようとしている3連複フォーメーションの点数が分からないまま購入してしまうと、的中したとしてもトリガミになってしまうリスクが高まるでしょう。
3連複フォーメーションの最強の買い方
3連複フォーメーションにはさまざまな組み合わせがありますが、レースによって組み合わせを考えなければいけません。
もちろん堅いレースで点数を増やすような組み合わせでは、3連複フォーメーションの意味がなくなってしまいます。
こちらでは3連複フォーメーションの最強の買い方3選をご紹介します。
- 【12点】堅いレースなら本命固定で「1-3-6」
- 【24点】手堅く的中率を上げるなら「2-4-8」
- 【67点】穴馬狙いで万馬券を目指す「3-6-10」
3連複フォーメーションで何点購入するのかを悩んでいる方は参考にしてください。
【12点】堅いレースなら本命固定で「1-3-6」
3着は外さないような本命馬がいる堅いレースであれば、1頭目1頭、2頭目3頭、3頭目6頭の「1-3-6」の組み合わせがおすすめです。
1頭目に人気上位馬を選び、2頭目に1頭目の対抗となりうる馬、3頭目には2頭目に選んだ馬と3着に入りそうな実力を持っている馬を選びましょう。
合計12点となり、以下のような組み合わせになります。
2頭目:②③④
3頭目:②③④⑤⑥⑦
1頭目に人気馬を持ってくると万馬券を狙うのは難しいですが、点数が12点とリスクを少なくして的中を狙い撃ちできる3連複フォーメーションの買い方です。
【24点】手堅く的中率を上げるなら「2-4-8」
手堅く的中率を上げたいのであれば、1頭目2頭、2頭目4頭、3頭目8頭の「2-4-8」の組み合わせがおすすめです。
合計24点となり、以下のような組み合わせになります。
2頭目:①②③④
3頭目:①②③④⑤⑥⑦⑧
先ほどの「1-3-6」と比較しても軸馬が2頭選べるため、ちょっとした読み違いのリスクも防ぐことができます。
さらに穴馬の範囲を広げられるため、的中率の高さだけではなく、万馬券も簡単に期待ができる買い方です。
【67点】穴馬狙いで万馬券を目指す「3-6-10」
穴馬狙いで万馬券を目指したいのであれば、1頭目3頭、2頭目6頭、3頭目10頭の「3-6-10」の組み合わせがおすすめです。
合計67点となり、以下のような組み合わせになります。
2頭目:①②③④⑤⑥
3頭目:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩
広範囲で穴馬を組み合わせることができるため、3着以内に大穴の馬が入れば万馬券になる期待もできるでしょう。
しかし、点数が増えてしまうため、1頭目を人気馬で固めてしまうとトリガミのリスクが大きくなります。
そのため、人気上位馬で決着しなさそうなレースや荒れそうなレースを見つけた時におすすめの買い方です。
また、G2以上の重賞の場合は3連複のオッズが低くなってしまう傾向が高いため、G3以下で使うようにしましょう。
まとめ
この記事では3連複フォーメーションとはなにか、点数の計算方法、メリット・デメリット、最強の買い方3選を紹介しました。
3連複フォーメーションは的中とオッズのバランスが優れている3連複の買い目を絞り込み、さらに効率よく馬券を購入する方法です。
3連複フォーメーションの買い方によっては手堅く狙えたり、穴馬を狙ったりもできる柔軟性の高い買い方となっています。
- 【12点】堅いレースなら本命固定で「1-3-6」
- 【24点】手堅く的中率を上げるなら「2-4-8」
- 【67点】穴馬狙いで万馬券を目指す「3-6-10」
この記事で紹介した上記3つの3連複フォーメーションは、基礎となる買い方です。
レースによって買い方を使い分け、3連複フォーメーションの買い方を自分でアレンジしつつ、的中・回収率のアップを目指してみてください。