競馬でなかなか勝てず「競馬は勝てないものなのでは?」と感じていませんか?
実際、多くのファンが「競馬は当たらない、つまらない」と嘆いており、あるアンケート調査では競馬ファンの7割近くが「競馬は当たらない」と答えています。
その理由には、競馬の仕組み的に胴元が有利になる要素があることや、勝てない人に共通するいくつかの特徴があることが挙げられます。
本記事では、まず競馬の仕組みと勝てない理由を解説し、その上で勝つための具体的なポイントをご紹介します。初心者にもわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
競馬は勝てない仕組みになっている?
競馬は絶対に勝てないように作られているわけではありませんが、構造的に「胴元(主催者)が確実に利益を確保し、参加者は不利な戦いを強いられる」仕組みになっていることは事実です。
その根拠として、以下の3つの要素が挙げられます。
- 全馬券に払戻率(控除率)がある
- 的中率が高い馬券は配当が低い
- 高配当レースは的中させるのが難しい
全馬券に払戻率(控除率)がある
| 券種 | 払戻率 | 控除率 |
|---|---|---|
| 単勝 | 80.0% | 20.0% |
| 複勝 | 80.0% | 20.0% |
| 枠連 | 77.5% | 22.5% |
| 馬連 | 77.5% | 22.5% |
| ワイド | 77.5% | 25.5% |
| 馬単 | 75.0% | 25.0% |
| 3連複 | 75.0% | 25.0% |
| 3連単 | 72.5% | 27.5% |
| WIN5 | 70.0% | 30.0% |
要するに、どの馬券を買っても購入額の一部が必ず主催者側に差し引かれる仕組みであり、これが競馬で継続的に勝ち続け、回収率を維持するハードルを上げている一因となっています。
ご覧のとおり、払戻率が高い単勝や複勝でも100円あたり20円は差し引かれるため、何の工夫もなく漫然と買えば理論上は資金が目減りしていきます。
的中率が高い馬券は配当が低い
| 券種 | 的中率 | 平均配当(2022年) |
|---|---|---|
| 単勝 | 約5.6% | 954円 |
| 複勝 | 約16.7% | 335円 |
| 枠連 | 約3% | 2,070円 |
| 馬連 | 約0.6% | 5,013円 |
| ワイド | 約2% | 1,871円 |
| 馬単 | 約0.3% | 10,005円 |
| 3連複 | 約0.1% | 19,649円 |
| 3連単 | 約0.02% | 119,198円 |
平均配当:競馬の払い戻しはいつまで?どう計算しているの?-JRA
ご覧のように、当たりやすい馬券(単勝・複勝など)は配当が数百円程度と低めで、逆に難易度の高い馬券(馬単・三連系など)は平均配当が数万円以上に跳ね上がります。このように「的中率」と「配当」はトレードオフの関係にあり、的中率の高い馬券ほどリターンが得られない仕組みになっています。
ゆえに安牌な馬券ばかり狙っていると、儲けに繋がりにくいのが実情です。また、複勝・枠連・ワイド等については、無闇に多点買いすると購入額>払戻額になるリスクがあります。これを通称「トリガミ」と呼び、勝っても赤字という全く嬉しくない事態に繋がります。
高配当レースは的中させるのが難しい
| 券種 | 最高払戻額 | 対象レース |
|---|---|---|
| 単勝 | 56,940円 | 2014年4月26日 福島8R(4歳以上500万下) |
| 複勝 | 18,020円 | 2023年5月13日 京都5R(3歳未勝利) |
| 枠連 | 149,110円 | 2023年7月9日 福島4R(3歳未勝利) |
| 馬連 | 502,590円 | 2006年9月9日 中京3R(3歳未勝利) |
| ワイド | 160,620円 | 2022年12月25日 中山7R(3歳以上1勝クラス) |
| 馬単 | 1,498,660円 | 2006年9月9日 中京3R(3歳未勝利) |
| 3連複 | 6,952,600円 | 2006年9月9日 中京3R(3歳未勝利) |
| 3連単 | 29,832,950円 | 2012年8月4日 新潟5R(2歳新馬) |
上記表は、各券種の歴代最高配当を一覧化したものです。いずれも大波乱のレースで高配当が生まれており、有名なG1レースや重賞は一切なく未勝利戦や条件戦のみが並んでいます。
一般的に高配当=大波乱レースであり、普段は馬券に絡まないような穴馬が上位を独占しなければこのような状態にはなりません。当然ながら運要素が強く絡み、それを事前に当てるのは至難の業です。
特にG1など人気馬が実力通りに走る傾向の強いレースでは、ここまでの高配当は滅多に出ません。高額払戻ランキングに名を連ねるようなレースは「どの馬が来てもおかしくない」混戦の条件戦や、実力未知数の新馬戦・未勝利戦が中心であり、並外れた運と洞察力がないと的中させられないのが現実です。
競馬が当たらないのは当たり前?

とあるアンケート調査によると、競馬ファン100人のうち約70%が「当たらない」「勝てない」と感じており、年間を通じてプラス収支を維持できている人は全体のわずか5%程度に留まっているとのこと。
事実、ネット上には「つまらない」「辞めた」といったネガティブワードが並んでおり、多くの人が競馬の難しさに心を折られていることが容易に想像できます。
とはいえ、競馬で儲けている人が一定数いることも事実です。勝ちを狙いにいくなら、まずは「外れるのが当たり前」という前提に立ち、その上でいかに負けを減らして少ないチャンスをものにするか、という思考に切り替える必要があります。
競馬で勝てないの特徴

競馬で勝つには、まず勝てない人の共通パターンを知っておく必要があります。ここで紹介する内容に思い当たる節があれば改善していきましょう。
- イライラで買い方が雑になっている
- 重賞ばかりで勝負している
- オッズだけで本命馬を決めている
- 資金管理をしていない
- 予想が十分にできていない
オッズだけで本命馬を決めている
馬券を買う際、「人気オッズ」だけを頼りに本命馬(軸馬)を決めてしまうのも危険な行為です。
確かに「オッズ=世間の評価」なので有力馬を示す指標にはなりますが、ただ人気が高いからという理由だけで馬を選ぶと痛い目を見ることも少なくありません。競馬では人気=実力通りの結果になるとは限らず、人気サイドの組み合わせばかり買っていると低配当でリスクに見合わないこともしばしばです。
逆に「この馬はオッズが美味しいから」と大穴ばかり狙うのも的中率が下がりすぎて収支が安定しません。大事なのはオッズだけで判断せず、馬の実力や適性をきちんと見極めることです。オッズはあくまで参考と割り切り、自分なりの根拠を持って軸馬を選ぶようにしましょう。
資金管理をしていない
勝てない人にありがちなのが資金管理を全くしていないことです。
最初に予算を決めずにその場のノリや気分でお金をつぎ込んでしまうと、負けが込んだ際に歯止めが利かず大敗しがちです。早い話が「今回負けたら次は倍額賭けて取り返そう」といった考え方で、投資額を雪だるま式に増やすのは典型的な失敗パターンに繋がります。
競馬は運要素も大きいため、どんな達人でも連敗することはあります。一日の上限額や1レースあたりの投資額を予め決め、それを守るだけでも大負けを防ぐことができます。
「月に○万円まで」「1レース千円まで」といったルールを作り、例え調子が悪くてもそれ以上は突っ込まないよう機械的に管理しましょう。
予想が十分にできていない
「なんとなく勘で選んでいる」を繰り返していないでしょうか?競馬で勝てない人は予想のための情報収集や分析が不十分であるケースがよく見られます。
出走馬の実績や調教内容、コース適性や展開の読みなど、分析すべき要素は沢山ありますが、それらを調べず新聞の印やオッズだけで買ってしまうと的中率も上がらないのは当然です。
「専門的で難しい」と感じるかもしれませんが、出走馬の前走成績や血統傾向、騎手の調子くらいは最低限チェックしたいところです。勝っている人は例外なく予想に手間ひまを惜しまず取り組んでいる点を覚えておきましょう。
競馬に勝って回収率を高める方法

「競馬は当たらない」と言われる中でも、着実にプラス収支を達成している人たちがいます。そうした人々は何をしているのでしょうか?
ここでは競馬で勝つための具体的な方法をいくつか紹介します。
- 情報収集に時間をかける
- 勝負するレースを絞る
- 一攫千金や大博打を避ける
- 収支表をつける
- 競馬予想サイトを活用する
情報収集に時間をかける
競馬で勝つための基本は、しっかり予想すること。そのためには情報収集と分析に時間をかける必要があります。
闇雲に色んなレースに手を出すよりも、予想するレース数を絞って徹底的にデータ分析する方が的中率は上がります。出走馬の過去成績、調教タイム、血統、騎手の傾向、当日の馬場状態など、確認すべき情報は多岐にわたりますが、これらを調べ上げるほど予想の精度は高まります。
JRAの公式サイトや競馬新聞、専門サイト(netkeibaやJRA-VANなど)からデータを集め、可能な限り馬の能力評価に客観的な根拠を持たせましょう。「勘」や「なんとなく」ではなく、データとロジックに基づいて予想を組み立てることが回収率アップへの第一ステップです。
勝負するレースを絞る
様々なレースに手を出すと、その分情報取集と分析コストがかさみ、1つ1つの精度も落ちがちです。そこで勝負するレースを厳選することが重要になります。
1日に開催される全レースを確認し、自信の持てるレースだけに絞って集中的に予想しましょう。なお、一般には1日あたり多くても2〜3レース程度に留めておく方が良いと言われます。
自分の得意な条件(「ダート短距離戦が得意」など)や、有力馬の取捨選択に明確な根拠を持てるレースだけを選んで参戦すると、的中率・回収率ともに向上しやすくなります。「今日はこのレースとこのレースだけ勝負する」と決め、他は思い切って見送る勇気も勝つためには必要です。
一攫千金や大博打を避ける
高額配当を当てたい気持ちは誰しもありますが、常に一発逆転を狙う買い方ばかりしていると勝率は下がってしまいます。
前述のとおり、高配当狙いの券種やレースは的中自体が難しいのが実情です。ゆえに回収率を上げるには、まず的中を積み重ねて資金を維持することを重視しましょう。
おすすめは、単勝・複勝で的中経験を積むことです。単勝・複勝は的中すれば必ず払戻額が購入額を上回るので、少額でも勝ち癖を付けるには最適です。その上で、資金の一部でワイドや馬連といった中配当狙い、調子が良ければ3連系の高配当にも挑戦する、といった具合にメリハリを付けると良いでしょう。
一攫千金も魅力ですが、まず堅実に的中の数を増やすことが結果的に資金を増やす近道になります。
収支表をつける
意外かもしれませんが、自分の馬券成績を記録し、分析することも回収率向上に寄与します。
なぜなら「どのレースで当たり、どのレースで外れたか、どんな予想をしてどうだったか」を振り返ることで、勝ちパターンと負けパターンが見えてくるからです。
具体的には、購入した馬券の種類・点数・金額、予想の根拠やレース結果、その的中/不的中理由などをノートやエクセルに書き留めておきます。例えば「雨の重馬場は苦手」「三連単は当たらないから控えよう」など、自身の傾向をデータから客観的に把握できます。
面倒に思えるかもしれませんが、勝っている人ほど自分の買い目をきちんと記録し検証しています。なお、デジタル形式で収支表を作っておけば、その収支表をChatGPT等のツールで分析すれば、自分の勝ちや負けの傾向をAI解析することもできるのでおすすめです。
競馬予想サイトを活用する
もし「色々と試したけど予想が難しい」「データ分析や記録までする時間がない」という場合は、競馬予想サイトやAI予想サービスを活用してみるのも一つの手です。
世の中にはプロの予想家や高度なAIがレース展開を分析して公開しているサイトが多数あり、無料で見られる情報もあります。こうした予想情報を参考にすることで、自分では気づけない穴馬を知ったり、買い目のヒントを得ることができます。
もちろん過信は禁物ですが、忙しい方や予想に行き詰まっている方には「第三者の予想を取り入れてみる」のも有効な戦略でしょう。特に最近では的中実績を公表している良心的なサイトもあり、精度の高い予想が手軽に利用できます。
「予想が面倒・難しい」と感じているなら、信頼できる競馬予想サイトの力を借りてみるのも回収率アップへの近道かもしれません。
おすすめの競馬予想サイトは「カチウマの定理」
当サイトが調査した結果、最も的中率・回収率が高い競馬予想サイトは「カチウマの定理」です。
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まとめ

競馬で勝てない理由は、払戻率(控除率)という儲かりにくい構造に加え、人間の心理的な弱さや準備不足が関係しています。しかし、これらの仕組みを理解し、感情に流されず、徹底した資金管理と情報収集を行えば勝てるチャンスは十分にあります。
競馬は適切に向き合えば、決して勝てないゲームではないのです。
最初は小さなプラスでも、それを積み重ねていくことで回収率100%超えも夢ではありません。競馬の醍醐味を味わいつつ、健全にプラス収支を目指していきましょう!



