福島競馬場距離別の特徴を紹介!予想に役立つ好走データも一挙大公開!

福島競馬場距離別の特徴を紹介!予想に役立つ好走データも一挙大公開!

福島競馬場は全国にある競馬場のなかでも小さな作りで、G3福島牝馬ステークス、G3七夕賞などの重賞が開催される競馬場です。

小さな作りが影響して1周の距離が最も短く、小回りのコースといった特徴を持っています。

福島競馬場の予想をする際は、これらの特徴をしっかりと理解しなければ、精度の高い予想は組み立てられません。

この記事では福島競馬場の3つの特徴、各距離別の特徴、予想に役立つ好走データをご紹介します。

福島競馬場の予想に役立つ情報を紹介しているので、「福島競馬場の予想をマスターしたい!」とお考えの方は、ぜひご覧ください。

福島競馬場の主な3つの特徴

福島競馬場の主な3つの特徴

所在地 福島県福島市松浪町9-23
開場 1918年
コース 右回り
芝コース・ダートコース・障害コース

福島競馬場は福島県福島市にある競馬場です。

全国に10か所の競馬場がありますが東北地方で唯一の競馬場で、G3福島牝馬ステークス、G3ラジオNIKKEI賞、G3七夕賞、G3福島記念などを開催しています。

そんな福島競馬場には、以下のような3つの特徴があります。

  • 1周の距離が最も短い
  • 小さな作りでスパイラルカーブを採用
  • 高低差のアップダウンを2回繰り返す

福島競馬場の特徴を見ていきましょう。

1周の距離が最も短い

福島競馬場は全国にある競馬場のなかで、最も1周の距離が短い競馬場です。

1周の距離は芝コースで1,600m、ダートコースで1,444.6mとなっています。

小さな作りの競馬場となっているため、カーブがきつく小回りが得意な脚を持つ先行勢が有利な展開が多い印象です。

小さな作りでスパイラルカーブを採用

福島競馬場は小さな競馬場の作りが影響して、スパイラルカーブを採用しています。

スパイラルカーブとは、コーナーの入り口から出口にかけて半径が小さくなるカーブの作りのことを指します。

コーナーに進入する際にスピードを落とす必要がないため、ハイペースな展開が多くみられるでしょう

高低差のアップダウンを2回繰り返す

福島競馬場は芝コースで1.7m、ダートコースで2.1mの高低差が設けられています。

他の競馬場と比較しても極端に高低差が激しいというわけではありませんが、距離によっては2回も高低差のあるコースを通らなければいけません。

短い距離であれば1回の高低差となるため、スタミナやパワーは重要視されませんが、長距離戦となると高低差の上下を繰り返す必要があるため、スタミナとパワーを兼ね備える脚が必要になります。

福島競馬場芝コースの距離別の特徴

福島競馬場芝コースの距離別の特徴
引用元:JRA公式

福島競馬場芝コースは以下6種類の距離があり、それぞれ距離ごとに特徴が異なります。

  • 福島芝1,000m
  • 福島芝1,200m
  • 福島芝1,700m
  • 福島芝1,800m
  • 福島芝2,000m
  • 福島芝2,600m

それでは、福島競馬場芝コースの距離別の特徴を見ていきましょう。

福島芝1,000mの特徴

福島芝1,000mはゴール反対側からスタート、最初のコーナーまで約212mの直線を経て2つのカーブを周りゴールとなるコースです。

スタート直後から上り坂になっているため、スローペースの展開に思われがちですが、全体の距離や最初のコーナーまでの距離が短いため、序盤で激しいポジション争いが予想されます。

いかに内枠を取るかが勝負を握る鍵となり、内枠を得意とする逃げや先行馬が有利な傾向が強くなっています。

福島芝1,200mの特徴

福島芝1,200mは2コーナーのポケット部分からスタート、412mの直線を経て2つのコーナーを回るコースです。

スタートから最初のコーナーまでは412mあるため、ポジション争いが激しくなることはあまりないでしょう。

ただし、スタート直後から登り坂となっているため良いポジションを取るためには最低限のパワーが必要です。

枠順による有利不利は見られませんが、短いコースのため、いかに内枠を取ってロスを減らすかが勝負を握る鍵となります。

福島芝1,700mの特徴

福島芝1,700mは正面スタンド前からスタート、最初のコーナーまではわずか205mとなっており、序盤のポジション争いは激しくなります。

さらにスタート直後からゆるやかな上り坂になるため、先行や逃げのような先行勢のほうが有利です。

ただし、福島芝1,700mはほぼ開催されていないコースなので、重要視する必要もないかもしれません。

福島芝1,800mの特徴

福島芝1,800mは4コーナー付近からスタート、約300mの直線を経て4つのコーナーを回り、292mの直線となるコース。

1,800mの距離にしてはスタート直後の直線が長くなっているため、ポジション争いは激しくなりがちですが、先行馬が有利な展開が多くなっています。

また最後の直線の短さが影響して、差し馬が想像以上に活躍しません。

そのため、人気馬が差し馬だった場合、先行馬の中穴を狙うほうが回収率が高くなるでしょう。

福島芝2,000mの特徴

福島芝2,000mはスタンド前のポケットからスタート、最初のコーナーまでは約505mあるコースです。

最初のコーナーまでは505mとかなりの長さがあるため、ポジション争いはスローペースになります。

そのため、小さな作りの競馬場にもかかわらず、逃げ馬や先行馬が不利な展開も多く見られます。

また、外差しが決まりやすい傾向もあるため、内枠が有利というわけではありません。

福島芝2,600mの特徴

福祉場芝2,600mはゴール向正面からスタート、上り坂の途中からスタートし、約212mの直線を得て6つのコーナーを回るコースです。

最初の直線が短いため、ポジション争いは激しくなってしまいますが、6つのコーナーを回るコースなので、ロスの少ない内枠が有利となっています。

序盤の短い直線で外側になってしまうとロスが増え、かなりのスタミナの消耗が考えられます。

福島競馬場ダートコースの距離別の特徴

福島競馬場ダートコースの距離別の特徴
引用元:JRA公式

福島競馬場ダートコースは以下4種類の距離があり、それぞれ距離ごとに特徴が異なります。

  • 福島ダート1,000m
  • 福島ダート1,150m
  • 福島ダート1,700m
  • 福島ダート2,400m

それでは、福島競馬場ダートコースの距離別の特徴を見ていきましょう。

福島ダート1,000mの特徴

福島ダート1,000mはゴール向正面からスタート、約330mの直線を経て2つのコーナーを回るコースです。

最初のコーナーまでは約330mあり、ポジション争いには余裕のある作りとなっています。

ただし、スピードを落とさずに入れるスパイラルカーブの影響もあり、序盤前方のポジションを取った馬がそのまま逃げ切るということも少なくありません。

福島ダート1,150mの特徴

福島ダート1,150mは2コーナーポケットからスタート、最初のコーナーまで約480mもあるコースです。

直線距離が長いのでスローペースになると思われがちですが、フルゲートの場合1,000mよりも頭数が多くなってしまうため、序盤の先行争いが激しくなりがちです。

また、スタート直後は芝を走ります。

外枠のほうが若干芝を通る距離が長くなるため、序盤の先行争いに有利になることが多くみられます。

福島ダート1,700mの特徴

福島ダート1,700mはスタンド前からスタート、最初のコーナーまで338mの直線を走り、4つのコーナーを回るコースです。

最初の直線は平均的な長さなので影響はあまりありませんが、福島ダート1,700mは最大2.1mの高低差があるため、スタミナが重要視されます。

序盤のポジション争いで外枠にはねてしまうと、距離のロスが増えてスタミナ切れを起こしてしまうことも少なくありません。

そのため、スタミナのある血統を狙うなどの予想が必要になってくるでしょう。

福島ダート2,400mの特徴

福島ダート2,400mはゴール向正面からスタート、6つのコーナーを回るコースです。

長距離のため、スタミナも重要視されるポイントですが、いかに内枠を取り、距離のロスを減らしてスパイラルカーブを通るかが勝負の鍵を握ってきます。

さらに、高低差が最大2.1mあるため、スタミナとコーナーを小回りできる器用さが求められるコースとなっています。

福島競馬場で開催される主なレース

福島競馬場で開催される主なレース
福島競馬場で開催される主な重賞レースは以下の通りです。

  • G3:福島牝馬ステークス(芝1,800m)
  • G3:ラジオNIKKEI賞(芝1,800m)
  • G3:七夕賞(芝2,000m)
  • G3:福島記念(芝2,000m)

予想に役立つ福島競馬場の好走データ

予想に役立つ福島競馬場の好走データ
福島競馬場で開催された福島牝馬ステークスの好走データを以下の項目ごとにまとめました。

  • 産駒
  • 脚質
  • 枠順
  • 人気

ぜひ福島競馬場で予想をする際は、ご活用ください。

産駒の好走データ

順位 種牡馬 勝率 連対率 複勝率
1位 ディープインパクト 13.1% 27.3% 34.3%
2位 ルーラーシップ 10.3% 12.6% 21.8%
3位 ハービンジャー 9.6% 16.9% 22.9%
4位 ハーツクライ 6.9% 17.2% 26.4%
5位 ヴィクトワールピサ 10.2% 15.3% 30.5%

産駒の好走データを見ると、『ディープインパクト』や『ルーラーシップ』、『ハービンジャー』などの産駒が好成績を残しています。

2022年の福島牝馬ステークスでは『ディープインパクト』の産駒サトノダムゼルが3着、2021年は『ルーラシップ』の産駒ディアンドルが1着、『ディープインパクト』の産駒ドナアトラエンテが2着、サンクテュエールが3着という結果でした。

脚質の好走データ

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 9.5% 14.3% 23.8%
先行 10.3% 22.1% 33.8%
差し 6.4% 10.9% 15.5%
追い込み 2.6% 7.8% 13.0%

脚質の好走データを見ると、『逃げ』『先行』がやや有利な傾向があります。

極端に有利というわけではないため、予想する際は枠順や血統なども考慮する必要があるでしょう。

ただし、『追い込み』に関しては極端に勝率が低いため、福島競馬場では『追い込み』が不利ということが分かります。

枠順の好走データ

枠順 勝率 連対率 複勝率
1枠 6.1% 12.1% 15.2%
2枠 2.9% 5.9% 11.8%
3枠 9.1% 15.2% 27.3%
4枠 14.7% 26.5% 26.5%
5枠 5.7% 11.4% 22.9%
6枠 8.6% 20.0% 22.9%
7枠 5.6% 8.3% 16.7%
8枠 0% 5.6% 16.7%

枠順の好走データを見ると、中央の4枠が最も好走しています。

次いで3枠の9.1%となっており、それ以外の枠順は軒並み同じような数値です。

ただし、8枠に限っては勝率0%と一度も勝利していないため、よほどの大穴狙いでなければ軸にすることはおすすめできません。

人気の好走データ

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 16.7% 38.9% 50.0%
2番人気 5.6% 11.1% 27.8%
3番人気 22.2% 27.8% 38.9%
4番人気 5.6% 33.3% 44.4%
5番人気 11.1% 22.2% 27.8%
6番~9番人気 8.3% 9.7% 12.5%
10番人気 0.9% 4.4% 10.5%

人気の好走データを見ると、最も勝率が高いのは3番人気です。

次いで1番人気が16.7%と2番目の数値になっています。

1番人気の勝率があまり高くない印象を受けますが、複勝率は50%もあり、約半分が馬券に絡むという結果です。

1番人気を軸から外して中穴を狙うなど予想を考えていくほうが、結果的に回収率が上がっていくでしょう。

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まとめ

福島競馬場の特徴や各距離別の特徴、予想に役立つ好走データをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

福島競馬場は非常に小さな作りの競馬場で1周の距離が最も短い競馬場です。

高低差に関してはあまり大きな起伏はありませんが、小さな作りが影響して距離によっては2回も高低差を上り下りしなければいけないため、スタミナやパワーが重要視されます。

また直線距離が短いことが影響して、序盤のポジション争いが激しくなりがちなので、先行のポジションを取りやすい先行や逃げといった馬が有利です。

そのため、逃げや先行馬を中心に馬券を予想していくのがおすすめです。

ぜひ、当記事のデータを福島競馬場の予想に役立ててみてはいかがでしょうか?

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この記事の監修者
後藤孝男
後藤孝男(ごとう・たかお)
大学卒業後、東京タイムズ社に入社。中央競馬担当記者となり全国の競馬場を初め美浦、栗東トレセンなどへ赴き、取材に、予想にと活躍。同紙休刊後は、実績を買われて競馬専門紙「馬三郎」に創刊メンバーとして参画、一昨年からは美浦トレセン北馬場時計班として毎週、サラブレッド達の調教に目を凝らす。
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