競馬初心者でも当てられる！勝ち方の基本と実践のコツをわかりやすく解説

「毎回ちょっとずつ買ってるけど、全然当たらない」そんな気持ちになったことはありませんか？

競馬はただの運任せなギャンブルではなく、「論理的に考えて当てる楽しさ」がある知的スポーツです。

最初は難しそうに感じても、正しいポイントさえ押さえれば、誰でもちゃんと当たるようになります。

この記事では、競馬初心者の方に向けて、以下の3点を中心に「競馬の勝ち方」の基本をわかりやすく紹介します。

競馬初心者向けにかんたん解説！馬券の種類と特徴を紹介

（※目安数値はJRA公式データ等を参考に18頭立ての場合で算出）

実際にJRAが公表しているデータをもとに、券種ごとの特徴を比較すると的中率が大きく違うことがわかると思います。

競馬で勝つには当てることが最も重要です。そのために、まずは複勝やワイドで「当たりやすい買い方」を知ることが、最短で「勝ち方の型」をつくる近道です。

いきなり高配当を狙うのではなく、まずは結果を出しやすい買い方から整理していきましょう。

複勝とワイドなら初心者でも当てられる

初心者でも的中させやすい券種は「複勝」と「ワイド」です。

JRAの公式データに基づくデータを見ても、複勝は16％、ワイドは2％前後と、他の券種に比べて圧倒的に的中率が高いです。

まずは当てる感覚を掴むために複勝とワイドに絞りつつ、予想の手応えを感じながら競馬を楽しみましょう。

3連単・3連複は難易度が高く初心者には不向き

3連複や3連単は「プロでも当てるのが至難の業」と言われるほど難易度が高い券種です。

「どうせ買うなら一攫千金を狙いたい」と思う気持ちは誰もが通る道ですが、初心者がいきなりここに手を出してしまうと、当たる喜びを知る前に資金が尽きてしまいます。

まずは複勝やワイドの当たりやすい券種で「勝ち癖」をつけることが、長く競馬を楽しみ勝ち続けるための最短ルートです。

それでも三連系に挑戦したい方は、下記記事で買い方を学んでから挑戦してみて下さい。

競馬で勝つためのコツを紹介

競馬は考え方で差がつくスポーツです。同じレースを見ても、勝てる人はオッズや人気だけでなく、レース全体の流れや馬の状態を多角的に分析しています。

実際に競馬場に行くと、毎レースの結果から「なぜ勝てたのか」「なぜ負けたのか」を熱心にメモを取り考えをまとめている人が多くいます。

もちろん私もその中の一人。ここでは、筆者が実践の中で学んだ「競馬で勝つためのコツ」を紹介します。

3〜6番人気の馬を狙うと安定して勝ちやすい

勝ちやすいコツとして最初に紹介するのは「3〜6番人気」の馬を狙うことです。

オッズが低いから絶対当たる。オッズが高いから一発逆転と極端な選択を続け、まるで宝くじを買うような感覚で馬券を買っていませんか？

3~6番人気の馬であれば、実際に強いけれどオッズが高すぎず的中率と回収率のバランスが整います。

2024年の有馬記念は、4番人気だったレガレイラが1着。複勝3.2倍のオッズが付きました。

つまり、1点1,000円で複勝を購入しておけば3,200円も払い戻しを受けることができたわけです。まさにウマい馬券ですね。

晴れの日はスピード型、雨の日はパワー型を選ぶ

天候による馬場状態の変化は、結果を左右する大きな要因です。

同じ馬でも、得意な条件は全く違います。初心者のうちは、難しい血統などを覚えなくても、「雨ならパワー、晴れならスピード」とセットで覚えるだけで十分です。

馬の能力だけでなく、その日の環境に合った馬を選ぶ。これが勝てる人の視点です。

下記の記事にダートと雨天時の傾向をまとめておりますので参考にして下さい。

勢いのある騎手だけに頼らず「安定して走る馬」を優先する

競馬は騎手3割・馬7割と言われるほど、馬の能力が重要です。

「あの騎手なら勝ってくれるはず」そう思って馬券を買いたくなることもあると思います。

しかし、初心者のうちは騎手の名前だけで判断するのではなく、netkeibaなどで直近の成績を確認して「馬そのものの安定度」を見ましょう。

さらに「安定して走る馬」+「最近調子の良い騎手」この2つの条件が重なった時こそが、自信を持って勝負できるタイミングとなります。

1レースの予算は総資金の10％以内がベストバランス

競馬で長く勝ち続ける人ほど、資金管理（マネーマネジメント）を徹底しています。

特に鉄則としたいのが、「1レースの購入額は総資金の10％以内にする」というルールで、今日の総資金が1万円なら、1レースに使うのは1,000円までと先に決めること。

このルールを守るだけで、たとえ連敗しても資金が底をつくことがなく、冷静さを保つことができます。

取り返そうと考えないことが最重要

逆に一番やってはいけないのが、負けを取り返そうとして賭け金を増やすこと。

このパターンは、冷静さを失い、予想も雑になり、さらに傷口を広げる悪循環に陥ります。

競馬は資金を賭けるギャンブルである以前に、長く続ける習慣です。自分のペースを崩さないことが、最終的なプラス収支を生み出します。

競馬で勝つためのレースの選び方を紹介

競馬は、どのレースを買うかを判断する段階で勝負の半分は決まっていると言っても過言ではありません。

実際、勝てる人は、難しいレースを避け、自分が勝ちやすいレースだけを厳選しつつ勝負しています。

この章では、初心者でも簡単にできる勝てるレース選びの方法をご紹介していきます。

10頭以下の少頭数レースは展開が読みやすい

初心者に特におすすめなのが、「10頭以下」の少頭数レースです。

その理由はシンプルで物理的に不利を受けにくく、荒れる展開になりづらいため、的中率は格段に上がります。

18頭立てのフルゲートでは「運」の要素が強くなりますが、少頭数なら実力差がそのまま結果に出やすいため、1〜3番人気の馬がしっかり馬券に絡みます。

参考レース：2017年4月23日 東京6R

このレースは9頭立ての少頭数で、結果は、1番人気のブラックプラチナムがスムーズに逃げて勝利。

少頭数で競りかける相手がおらず、マイペースで走り切るという、まさに「少頭数ならでは」の展開でした。

このように「邪魔が入らず実力を出し切れる」のが少頭数の魅力です。

経験馬が多いレースを選択してデータで勝つ

レース選択で重要なポイントは、「出走馬のデータ量」です。

「2勝クラス」や「オープン戦」「有馬記念等の重賞レース」など、すでに何度もレースを経験している馬同士の戦いは情報が豊富です。

こうしたレースは「根拠」を持って馬を選べるため、予想の再現性が高まります。

反対に、新馬戦は過去のデータが全くないため、血統や調教だけで予想しなければならず運要素が強くなります。

初心者のうちは、「分析できる材料が揃っているレース」を選ぶようにしましょう。

競馬で勝てない人の特徴を紹介

「なかなか当たらない」「気づけば財布が空っぽ」そんな人には、共通する負けパターンがあります。

反面教師として、避けるべき行動をご紹介していきますので、競馬で勝てない人にならないように注意して下さい。

買い目を増やしすぎて回収率が下がる

競馬で大切なのは当てることではなく利益を残すことです。

「どれかは当たるだろう」と保険をかけて、買い目を増やしていませんか？

点数を増やせば的中率は上がりますが、回収率は確実に下がります。例えば、配当が1,000円のレースで、10点（1,000円分）買っていたら、当たっても利益はゼロ（トリガミ）です。

• 3連系を買うなら軸を絞る
• 馬連やワイドなら2〜3点以内に抑える

このように「無駄な買い目を削る勇気」を持つことが、脱・初心者への第一歩です。

人気や名前だけで馬券を買ってしまう

「1番人気だから安心」「有名なルメール騎手だから買う」これだけの理由で買っていては、長期的には勝てません。

人気はあくまでみんなが買っているという指標であり、絶対に勝つという保証ではないことを覚えておきましょう。

「なぜその馬が人気なのか？」「死角はないか？」を一歩踏み込んで考える癖付けをして下さい。

負けた日に無理やり取り返そうとする

負けが込むと、人は冷静な判断ができなくなります。

「最終レースで一発逆転！」と意気込み、普段なら買わないような大穴に大金を賭けてしまう。これは投資ではなく、ただの無謀なギャンブルです。

予想が上手く行かないときは、今日は流れが悪いとスパッと切り上げて、次の週末に備えるメンタルの強さがトータルでの勝利を引き寄せます。

そして、負けた原因を冷静に振り返りを行うことが競馬で勝てる人になるために最も重要なことです。

今すぐ真似できる競馬で勝てる人の3つの習慣を紹介

今日からすぐに始められる、勝てる人が実践している「3つの習慣」を紹介します。

複勝1点買いでレースを読む力を磨く

トレーニングとしておすすめなのが、複勝1点買いです。

「この馬は絶対に3着以内に来る」という1頭を選び抜く作業は、レースの流れを真剣に考える最高の練習になります。

1点買いなら資金も減りにくく、的中すれば「読みが当たった！」という成功体験が積み上がります。

派手さはありませんが、予想の基礎体力をつけるには最適の方法です。

1レースを徹底分析する

あれもこれもと手を出すと、1レースあたりの予想時間が短くなり、分析が浅くなります。

最初は「週に1レースだけ」本気で予想してみてください。

その1レースのために、出走馬の過去成績、コースの特徴、展開予想などを徹底的に調べ、深く考える時間こそ上達に繋がります。

量より質を意識して、まずは1レース予想を繰り返すことで、見える景色が変わってくるでしょう。

回収率を毎回記録する

競馬が上手くなるには、数字での振り返りが欠かせません。

毎回、自分の成績を記録してみましょう。

• 購入金額と払戻金（回収率）
• 当たった券種、外れた券種

記録を続けていくと、「自分はワイドだと回収率が良いな」「最終レースは負ける確率が高いな」といった、自分の得意・不得意が客観的に見えてきます。

数字は嘘をつきません。データで自分を知ることが、最強の戦略になります。

まとめ

競馬は「運」だけで決まるものではありません。もちろん運の要素もありますが、それを引き寄せ、結果に繋げるのは「正しい知識」と「準備」です。

一度の勝ち負けに一喜一憂するのではなく、「なぜ当たったのか」「なぜ外れたのか」

これを問い続けることで、あなただけの勝ちパターンが必ず見えてきます。

まずは今週末、複勝やワイドなどの当てやすい券種で、小さな成功体験を積み重ねてみてください。

「考えて当てる」という競馬本来の楽しさを知れば、結果は自然とついてくるはずです。

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