競馬では買ってはいけないレースがある?
競馬のレースは、各競馬場で1日に12レースあります。
2場開催の場合は1日に合計で24レース、3場開催の場合は36レース行われる計算になります。
これだけたくさんのレースが行われている中で、どのレースの馬券を買えばいいかわからない人も多いかもしれません。
もしくは、ほぼ全てのレースの馬券を買ってしまうという人もいるのではないでしょうか。
競馬のレースには、馬券を当てるのが難しい勝ってはいけないレースが存在します。
予想が難しいレースで馬券を買っていると、長期的に見て回収率を上げるのが難しくなってしまいます。
「買ってはいけないレースは買わない」
それが、競馬で勝つための鉄則です。
そこで、今回の記事では、買ってはいけないレースを買わないためのレース選びのポイントについて紹介していきます。
競馬は還元率70~80%のギャンブルであり、手あたり次第に馬券を買っていても勝つことはできません。
買ってはいけないレースを覚えて、無茶はせずに着実に資金を増やしてくださいね。
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レースを見送る勇気も大切
そもそも、競馬で負けてしまう人の特徴として、「様々なレースに手を出してしまう」というのが挙げられます。
競馬の還元率は70~80%であり、闇雲に馬券を買って勝てるほど甘くはありません。
色々なレースで馬券を買えば買うほど、マイナス収支になる可能性が高いということは覚えておいてください。
好きな馬が好きな騎手が出るレースでは、ついつい馬券を買ってしまいたくなります。
また、前のレースで負けた金額を取り返そうとして、賭ける予定ではなかったレースに手を出してしまうこともありませんか?
競馬で勝つためには、常に冷静なメンタルで馬券を買わなくてはいけません。
着実に資金を増やしていくためには、自分が選んだレースだけに賭けるということが大切です。
仮に自分が選んだレースでも、「買ってはいけない」と感じたら見送っても問題ありません。
レースを見送るのは勇気がいることです。
「買えば当たっていたかも」なんて後悔をしたくないから手を出してしまう、そういう人も多いのが現状です。
ただし、長期的に見ると自信のあるレースだけを選び的中率を上げることが重要なので、ときにはレースを見送るということも意識してくださいね。
買ってはいけないレースを避ける!レース選びの4つのポイント
競馬には、「買ってはいけないレース」があります。
ただ競馬初心者にとっては、どのレースが「買ってはいけないレース」なのかわかりませんよね。
知らず知らずのうちに「買ってはいけないレース」に賭けてしまっているということもあるかもしれません。
そこで、「買ってはいけないレース」を避けるために、覚えておきたいレース選びの4つのポイントを紹介します。
勝負するレースをパターン化する
レース選びでは、基準をなるものを定める必要があります。
基準となるものがないと、どのレースを選んでいいかわからなくなってしまいます。
勝負するレースのパターン化し、レース選びで一定の基準を定めることが大切です。
例えば、「中山競馬場」「ダート1200m」の2つに該当したレースだけを買う、「牝馬限定戦」だけを買うといった形で勝負レースの基準を設けます。
要は、自分が得意な条件のみに絞って勝負をするということです。
レースは様々な条件で開催されるため、1つの条件に絞って予想をすると傾向も見えてきます。
「中山競馬場」の「ダート1200m」では、逃げ馬が有利、外枠がよく来ているなど傾向が掴めてくるはずです。
それにより馬券の的中率も上がってくるので、勝負するレースをパターン化し同じ条件で馬券を買い続けることが大切です。
最終レースを避ける
競馬で「買ってはいけないレース」。それは、最終レースです。
なぜ、最終レースの馬券を買ってはいけないのか。
それは、最終レースはそれまでの負け分を取り返そうとして、冷静な判断ができなくなるからです。
もしも、最終レースまでに1万円負けていたとした、そのお金を取り返そうとしてオッズを見ながら賭けてしまいませんか?
「このオッズにいくら賭ければ取り返せるか」といった思考に陥ってしまい、予想の本質からずれてしまっています。
負けている金額が大きいと高配当を狙って穴狙いになってしまい、外れる可能性が高いとわかっていても賭けてしまいます。
また、最終レースは同じく負け分を取り返そうとして他の競馬ファンも馬券を大きく買うので、オッズにも歪みが生じてしまうので注意が必要です。
最終レースでは、「オッズが信用できない」というケースも珍しくありません。
オッズの信頼性がなくなると、どの馬が期待値が高いかもわかりにくいので、できるだけ最終レースの馬券を買うのは避けるようにしてください。
悪天候のレースは見送る
穴党の方は、荒れるレースこそ買いたいを思うかもしれません。
特に、雨や雪など悪天候な条件では、「荒れる」と考えて積極的に馬券を買いたくなりますよね。
しかし、悪天候のレースは見送るのが賢明です。
なぜなら、何が起きてもおかしくないので、どの馬が勝つのか全く予想できないからです。
荒れることは配当の面ではいいことかもしれませんが、荒れすぎても馬券は当たりません。
特に、悪天候のレースでは、運により勝敗が決してしまうこともあります。
信頼していた軸馬が脚を滑らせたり、泥被ってやる気を失ったりと予想できないことで負けてしまうことあるのです。
悪天候のレースでは不確定要素が多すぎるので、まさにギャンブルとなってしまいます。
思わぬ形で馬券が当たる可能性もありますが、そういう賭け方をしていると長期的に見て不利です。
勝負するレースだと事前に決めていたとしても、天候が悪ければ見送ることも大事です。
悪天候のレースは買ってはいけないレースの一つなので、できる限り見送ることを意識してくださいね。
軸馬が決まらないレースは買ってはいけない
競馬予想において最も重要なのが、軸馬です。
軸馬を決めることで、効率よく馬券を購入することができます。
しかし、混戦模様のレースでは軸馬が決まらないこともありますよね。
そういったレースでは、馬券は買ってはいけません。
軸馬が決まらないほど予想に迷っているのに馬券を買うのは無謀です。
軸馬の信頼度の高さは、収支に直結します。
軸馬が信頼できるレースでは、馬券が的中する可能性も高まります。
それだけ軸馬選びは重要であり、軸馬に迷うレースの馬券は買ってはいけません。
軸馬が決まらないときには、「買ってはいけないレース」だと判断して見送ってくださいね。
まとめ
競馬は1つの競馬場で1日に12レースあり、中には「買ってはいけないレース」もあります。
年間トータルでプラス収支にしていくためには、「買ってはいけないレース」を避けていかなければいけません。
最終レースは冷静な判断ができないため、買ってはいけないレースの一つです。
負け分を取り返そうといった意識で馬券を買うのは危険な賭け方です。
悪天候のレースも何が来るのか全く予想できないので、馬券を買ってはいけません。
信頼のできる軸馬があっさり負けてしまうということもあり得るので、できるだけ予想しやすい条件のレースを選ぶことが大切です。
重賞レースのみだったり、牝馬限定戦のみだったりと自分が勝負するレースの条件を決めるのもおすすめです。
混戦すぎて軸馬が決まらないレースも買ってはいけないので、自分が自信を持てるレースのみで馬券を買うようにしてくださいね。