レジェンドな歴代最強馬をご紹介!今もなお心に残る名馬が勢ぞろい

レジェンドな歴代最強馬をご紹介!今もなお心に残る名馬が勢ぞろい

百年あまり続く日本の競馬は、1906年に東京競馬会により日本人の手で初めて馬券販売を伴う競馬が開かれました。

日本には数多くの名馬がいますが、勝率だけをみると、14戦12勝、勝率86%のディープインパクトがトップ、続いて16戦13勝、勝率81%のシンボリルドルフ。

その他にも、数多くのG1レースを制した馬、競馬界の頂点となった馬など、競馬ファンの心に残る名馬が数多く誕生しています。

どの馬もレジェンドと呼ぶにふさわしい、歴史に名を刻んだ名馬です。

こちらではそんな日本の歴代最強馬をご紹介していきます。

競馬ファンを魅了した名馬と、その生い立ちと経歴と共に、見てみましょう。

歴代最強馬ディープインパクト


シンボリルドルフに続いて、日本中央競馬会の長い歴史の中で、一度も負けることなく三冠を達成したのはディープインパクトの2頭のみ。

2005年(平成17年)に中央競馬クラシック三冠を達成し、2006年(平成18年)には日本調教馬として芝部門の長距離部門で世界ランキング1位となりました。

武豊騎手が主に騎乗を務めて、その武豊騎手も魅了したディープインパクトは、競馬ファンのみならず、競馬を知らない人でも知っている知名度の高い名馬です。

ディープインパクトの生い立ち

北海道勇払郡早来町(現:安平町)のノーザンファームで誕生したディープインパクト。

他の馬と比べて特別に良い所が感じられなかったと語られており、0歳児の時に金子真人によって7000万円で落札されました。

関節に不安があると判断され、運動を制限されていましたが、広い場所に放牧されるようになると先頭に立って走ろうとし、薄い蹄をすり減らして血だらけになっても走るのを止めなかったそうです。

1歳9か月になるとノーザンファーム早来に移り、小柄で繊細な面を持っているディープインパクトは女性スタッフによって育成されています。

  • 品種:サラブレッド
  • 性別:牡
  • 毛色:鹿毛
  • 生誕:2002年3月25日
  • 死没:2019年7月30日(17歳没)
  • 父:サンデーサイレンス
  • 母:ウインドインハーヘア
  • 生国:日本(北海道早来町)
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 馬主:金子真人 金子真人ホールディングス株式会社

ディープインパクトの競走成績

ディープインパクトは、優秀な馬が数多く出場するG1レース・菊花賞で単勝1.0倍に押されたことで注目度が増し、知名度はさらにあがり社会現象ともなりました。

「飛ぶように走る」馬と評された軽やかな足の運びのディープインパクトは、武豊騎手のみならず、多くのファンを魅了しています。

  • 成績:14戦12勝(G1は7勝)
  • 獲得賞金:14億5,455万円1,000円
  • 主な偉業:無敗のクラシック三冠馬

歴代最強馬シンボリルドルフ


日本中央競馬会において史上初、無敗で三冠馬となったシンボリルドルフは、80年代に活躍した名馬です。

その他のG1競走を含めると、史上初の七冠馬。1984年度優駿賞年度代表馬、最優秀4歳牡馬、1985年度同年度代表馬および最優秀5歳以上牡馬、1987年には顕彰馬に選出されています。

シンボリルドルフの額にある三日月がトレードマーク、名馬と相される左後足は一白、主戦騎手は岡部幸雄騎手です。

シンボリルドルフの生い立ち

気性が難しい血筋の中で、シンボリルドルフはスイートルナにパーソロンを交配して誕生した名馬です。

1981年にスイートルナの4番目の産駒として誕生したシンボリルドルフは、誕生してからわずか20分で立ち上がりました。

  • 品種:サラブレッド
  • 性別:牡
  • 毛色:鹿毛
  • 生誕:1981年3月13日
  • 死没:2011年10月4日(30歳没)
  • 父:パーソロン
  • 母:スイートルナ
  • 生国:日本(北海道門別町)
  • 生産者:シンボリ牧場
  • 馬主:シンボリ牧場

シンボリルドルフの競走成績

シンボリルドルフは1983年7月23日の新潟競馬の新馬戦でデビューし優勝しました。

このレースを岡部騎手は「1,000mで1,600mの競馬を覚えさせた」と語っています。

大差をつけた派手な勝ち方はありませんが、最後には絶対勝つという意気込みを感じさせてくれた昭和の最強馬、シンボリルドルフです。

そして、きつすぎると言われた、菊花賞、ジャパンカップ、有馬記念というローテーションのなかでもライバルに勝利したタフさも持ち合わせています。

  • 成績:16戦13勝(G1は7勝)
  • 獲得賞金:6億8,842万4,200円
  • 主な偉業:初の無敗のクラシック三冠馬

歴代最強馬アーモンドアイ


アーモンドアイは2018年から2020年にかけて活躍した日本の競走馬、繁殖牝馬です。

牝馬三冠制覇で史上5頭目に、天皇賞(秋)連覇は史上2頭目、ジャパンカップ2勝は史上2頭目と、様々な記録を達成しました。

また、日本調教馬として初めて芝GI級競走9勝も成し遂げています。香港競馬年度表彰で最優秀外国調教馬を受賞し、ドバイでも2019年と2020年の最優秀競走馬を受賞しました。

アーモンドアイは、日本調教馬として初めて総獲得賞金が19億円に達し、2020年TRC世界ランキング1位を獲得しています。

  • 2018年、2020年 JRA賞年度代表馬
  • 2018年 最優秀3歳牝馬
  • 2020年 最優秀4歳以上牝馬

アーモンドアイの生い立ち

フサイチパンドラの7番仔として誕生したアーモンドアイは、見た目が良く恵まれた馬体に加えて牝馬らしからぬ力強さも持ち合わせていました。

ちなみに、アーモンドアイという名前は、「美人とされる顔の目の形」という意味。見た目が美しいアーモンドアイにピッタリの名前ですね。

順調に離乳すると、ノーザンファームYearlongで中期育成が始まり、馬体の良さ、放牧地での動きの良さ、豊富な運動量、ケガをしないという超優等生の馬でした。

  • 品種:サラブレッド
  • 性別:牝
  • 毛色:鹿毛
  • 生誕:2015年3月10日(7歳)
  • 抹消日:2020年12月19日
  • 父:ロードカナロア
  • 母:フサイチパンドラ
  • 生国:日本(北海道安平町)
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 馬主:有限会社 シルクレーシング

アーモンドアイの競走成績

牝馬三冠を達成と、史上初の芝G19勝を達成したアーモンドアイ。獲得賞金は日本歴代1位を更新しています。

また、芝2400mの世界レコードも更新しており、複勝を外したのは急きょ参戦が決まった有馬記念ただ1度きりでした。

  • 成績:15戦11勝(G1は9勝)
  • 獲得賞金:15億1,956万3,000円
  • 主な偉業:G1タイトル9つ獲得

歴代最強馬キタサンブラック


北島三郎が事実上の馬主であることから、注目の的となったキタサンブラック。

2016年、2017年のJRA賞年度代表馬、最優秀賞4歳以上牝馬となりました。

獲得賞金はJRA歴代2位となる、18億7,684万3000円にも上り、2020年6月9日には34頭目のJRA顕彰馬に選出された経歴を持っています。

  • 2015年 菊花賞
  • 2016年 2017年 天皇賞(春)
  • 2016年 ジャパンカップ
  • 2017年 大阪杯 天皇賞(秋) 有馬記念

キタサンブラックの生い立ち

体つきが良く、素軽い走りを見せていたキタサンブラック。1歳位になると足が伸び体が高くなり体のバランスが悪くなるのでは?と心配されていましたが、それほどの問題にはなりませんでした。

1歳の時に日高軽種馬共同育成公社に移り、1年間の育成が始まると、細めだった馬体が480㎏へと成長し、体高は170㎝、胸囲が190㎝まで成長しました。

「調教は疲れないと意味がない」という粟東トレーニングセンター所属の清水久詞氏に育てられました。

  • 品種:サラブレッド
  • 性別:牡
  • 毛色:鹿毛
  • 生誕:2012年3月10日(10歳)
  • 抹消日:2018年1月8日
  • 父:ブラックタイド
  • 母:シュガーハート
  • 生国:日本(北海道沙流郡日高町)
  • 生産者:ヤマギワ牧場
  • 馬主:有限会社 大野商事

キタサンブラックの競走成績

春のクラシックまでは、同期のドゥラメンテに影に隠れて目立たなかったキタサンブラックでしたが、菊花賞を獲得すると、中距離や長距離で活躍しています。

「無尽蔵のスタミナ」を活かしたレースは多くの競馬ファンを魅了し、逃げや不良馬場の天皇賞(秋)でその力量を発揮しました。

  • 成績:20戦12勝(G1は9勝)
  • 獲得賞金:18億7,684万3,000円
  • 主な偉業:獲得賞金18億円7,684万3,000円はJRA歴代1位

歴代最強馬オグリキャップ


「平成三強」と称されて、武豊騎手の活躍を中心として起こった第二次競馬ブームの立役者となったオグリキャップ。

第一次競馬ブームの立役者となったハイセイコーにも匹敵すると評価されています。

1988年1月に中央競馬へと移籍すると、重賞12勝し、1988年度のJRA賞最優秀4歳牡馬、1989年度のJRA賞特別賞と数多くの賞を受賞しています。

愛らしい芦毛に魅了される競馬ファンも多く、「オグリ」「芦毛の怪物」など多くの愛称で呼ばれていました。

  • 1988年 最優秀4歳牡馬
  • 1989年 JRA賞特別賞
  • 1990年 JRA賞年度代表馬
  • 1990年 最優秀5歳以上牡馬
  • 1990年 NARグランプリ特別表彰馬

オグリキャップの生い立ち

深夜に誕生したオグリキャップは、右前足が大きく外向していたため、出生直後は自力で立ち上がることができず、牧場関係者が抱きかかえて初乳をのませたそうです。

食欲は旺盛で、2歳のころになると他馬に見劣りしないほどの馬体に成長し、他の馬がいると追い越そうとする負けん気の強さがありました。

  • 品種:サラブレッド
  • 性別:牡
  • 毛色:芦毛
  • 生誕:1985年3月27日
  • 死没:2010年7月3日(25歳没)
  • 父:ダンシングキャップ
  • 母:ホワイトナルビー
  • 生国:日本(北海道三石町)
  • 生産者:稲葉不奈男
  • 馬主:小栗孝一

オグリキャップの競走成績

オグリキャップは優れた身体能力と、過酷なローテーションのなかでも崩れることなく勝利につなげていくタフさも持ち合わせた最強馬です。

地方競馬から中央競馬に乗り込んで、トップホースを次々と負かしたオグリキャップは、競馬ファンのみならず、国民的アイドルホースとなりました。

  • 成績(地方):12戦10勝
  • 成績(中央):20戦12勝
  • 獲得賞金:9億1,251万2,000円
  • 主な偉業:8連勝、重賞5勝を含む12戦10勝を記録

歴代最強馬オルフェーヴル


オルフェーヴルは史上7頭目となるクラシック三冠を達成した最強馬、2011年のJRA賞年度代表馬とJRA賞最優秀3歳馬牡馬にも選ばれました。

2011年の皐月賞、東京優駿、菊花賞、2011年・2013年の有馬記念、2012年の宝塚記念などで勝利し、2012年・2013年にはフランスの凱旋門賞に出走しています。

フランスの凱旋門賞では敗れはしましたが、2年連続で2着と好走でした。

  • 2011年 JRA賞年度代表馬
  • 2011年 最優秀3歳牡馬
  • 2012年・2013年 最優秀4歳以上牡馬

オルフェーヴルの生い立ち

競走馬としては遅生まれとなったオルフェーヴル、栗毛で平均的サイズ、お母さん馬にそっくりの姿で誕生しました。

1歳の10月までは、社台コーポレーション早来ファームで育成され、その後は競走馬となるためにノーザンファーム空港牧場で訓練を受けています。

馬名となったオルフェーヴルは、フランス語で「金細工師」という意味です。

  • 品種:サラブレッド
  • 性別:牡
  • 毛色:栗毛
  • 生誕:2005年5月14日
  • 抹消日:2013年12月23日
  • 父:ステイゴールド
  • 母:オリエンタルアート
  • 生国:日本(北海道白老町)
  • 生産者:社台コーポレーション白老ファーム
  • 馬主:有限会社 サンデーレーシング

オルフェーヴルの競走成績

レースを勝利へと導くための瞬発力と持続力を十分に兼ね備えた名馬として知られているオルフェーヴル。ライバルの馬を圧倒する末脚を持ち合わせた最強馬です。

スタミナとパワーをフルに生かした競馬が得意で、競馬ファンの度肝を抜いたレースを展開してきました。

また、気性が荒いオルフェーヴルは何度も主戦の池添騎手を降り落とそうとしたこともありましたが、有馬記念の引退レースでは8馬身差の圧勝が競馬ファンにはいつまでも残っていることでしょう。

  • 成績;21戦12勝(G1は9勝)
  • 獲得賞金:15億7,621万4,000円
  • 主な偉業:ディープインパクト後に誕生した三冠馬

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まとめ

日本のレジェンドとも言える最強馬として、ディープインパクト、シンボリルドルフ、アーモンドアイ、キタサンブラック、オグリキャップ、オルフェーヴルをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

最強馬といっても、気性やレース、馬体や生い立ちは様々で、個性豊かな名馬が並びます。

時代が変わっても、競馬ファンならどの馬も忘れることのできない最強馬として、いつまでも心に残ることでしょう。

また、レジェンドな名馬を知るとともに、これからどんな最強馬が誕生するのかも楽しみですね。

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