厩務員は1,000万円以上稼げる!?JRA・地方競馬別年収と求人を紹介

厩務員

競馬が大好きで競馬の仕事にたずさわりたい方はいませんか?

特に馬が好きで直接馬の世話をする厩務員を目指している方もいらっしゃるでしょう。

厩務員は年収1000万以上稼げる可能性のある夢のある仕事です。

当記事では厩務員の仕事内容や求人、JRA・地方別年収を紹介します。

また、2019年最新版の競馬学校の応募資格も調べました。

最後に現役厩務員のブログも紹介していますので、厩務員を目指している方や厩務員に興味がある方はぜひご確認ください。

厩務員とは調教師が経営する厩舎で競走馬の身の回りの世話をする従業員

厩務員とは調教師が経営する厩舎に所属し住み込みで調教師の元、担当する2頭(地方競馬は3から5頭)の競走馬の身の回りの世話をする従業員です。

一般の会社に例えると厩舎は会社で、調教師は会社を経営する社長、厩務員は厩舎で働く従業員となります。

調教師は役職名の通り、直接馬の調教にたずさわりますが、厩務員の業務は主に「競走馬の管理」です。

厩務員の業務は午前3時前から始まり、午前11時までに終わらせ、昼食を終えると夕方までに寝藁の片づけや競走馬に飼い葉を与え飼養管理をします。

主な厩務員の業務は午前中に集中し「朝が弱い…」という方には中々耐えがたい業務です。

午前11までに終了させなければいけない業務をまとめます。

■午前3時前
・競走馬の健康管理
・馬小屋の清掃
・馬小屋の寝藁の支度
■午前5時
・鞍や頭絡などの馬具の装備
■午前6時
・レースや調教前後のウォーミングアップとクールダウン
■午前7時
・競走馬の洗浄
・競走馬の健康管理
・競走馬の飼養管理(午前11時までに終了)

神奈川県の川崎市で厩務員をしている女性の一日の業務動画がありましたので転載します。

体重500kgを超える競走馬の世話は馬に対してよっぽどの愛情がないとできない仕事ですね。

また、競走馬の調教は本来、調教助手や騎手が行いますが、資格を取得し調教厩務員(持ち乗り厩務員)になると担当競走馬の2頭の調教を行うため騎乗できます。

厩務員は常に厩舎にいるのではなく、担当馬がレースに出走する際に担当馬と一緒に競馬場へ向かい、競馬場内で担当馬の管理を行うのです。

稀に暴れる馬を止めようとして蹴られることがあり厩務員の仕事は危険性も伴います。

厩務員のJRA・地方競馬別求人

では厩務員になるにはどうすれば良いのでしょうか?

JRAの厩務員のなり方と地方競馬の厩務員の成り方は若干ことなりますので紹介します。

JRA厩務員になるには厩務員過程を卒業しなければいけない

一般的に厩務員になるにはJRAの競馬学校の厩務員過程に合格し厩務員過程を卒業しなければいけません。

JRA(日本中央競馬会)の厩務員になると栗東トレーニングセンターか美浦トレーニングセンターに所属することになります。

地方競馬の厩務員の求人

JRAの厩務員になるためには競馬学校で資格を取得する必要がありますすが、地方競馬の厩務員には資格がなく、地方競馬の厩舎を経営する調教師と直接雇用契約を結びます。

地方競馬の厩務員求人は多く「ハローワーク」や「インディード」などで多くの求人募集が行われています。

厩務員 求人 ハローワーク

地方競馬の求人は「ハローワーク」・「インディード」・「第一次産業」・「求人ボックス」・「転職ナビ」の求人ページを下記に添付しますので、ぜひご自身の条件にあった求人があるかご確認ください。

ハローワークの厩務員求人を見にいく
インディードの厩務員求人を見に行く
第一次産業の厩務員求人を見に行く
求人ボックスの厩務員求人を見に行く
転職ナビの厩務員求人を見に行く

雇用契約を結んだ後はばんえい競馬の厩務員を除いて地方競馬教養センターでノウハウを叩き込まれ、即戦力となる厩務員に育てあげられるのです。

地方競馬の厩務員になるには資格が必要ない分、牧場経験や馬に関する知識や経験を求められるでしょう。

【2019年最新版】JRA競馬学校の応募資格

JRAの2019年度秋期厩務員課程生徒募集の資格に大きな変更がありましたので最新のものを紹介します。

以前は「乗馬経験1年と牧場実務経験1年の2年以上」と「28歳未満であること」が応募資格にありましたが、2019年度秋期の応募資格は「競走馬・育成馬・乗馬の騎乗経験が、1年以上」と乗馬年数が1年減り、年齢制限も「上限なし」と変更され、修学費用が減額となりました。

2019年 競馬学校 資格

また、2019年10月および2020年1月に入学する厩務員課程生徒(10月生、1月生)を募集に関する資格をJRAから引用します。

募集人員
10月生、1月生 それぞれ15名程度

注記:訓練期間は原則として6ヶ月となります。ただし、騎乗技術が特に優秀な場合は訓練期間を短縮する場合があります。

応募資格
中学校卒業以上の学歴を有する者、またはこれと同等以上の学力を有すると認められる者
競走馬・育成馬・乗馬の騎乗経験が1年以上であって、単独騎乗による3種の歩法(常歩、速歩、駈歩)ができる者
願書受付期間
2019年3月11日(月曜)9時00分から4月2日(火曜)17時00分

注記:受付期間最終日時までに競馬学校必着(持参可)

第1次試験について
【試験日】
2019年5月8日(水曜)

【会場】
競馬学校(千葉県白井市根835-1)
栗東トレーニング・センター 厚生会館(滋賀県栗東市御園1028)
新ひだか町コミュニティセンター(北海道日高郡新ひだか町静内古川町1-1-2)

【内容】
身体検査(体重測定含む)、運動機能検査、筆記試験〈一般教養(漢字読み書き、社会)、競馬一般〉

注記:第2次試験は第1次試験合格者に対して行います。

引用元:JRA
URL:http://jra.jp/news/201902/020401.html

さらに詳しい参加資格を知りたい方は2019年度秋期厩務員課程生徒募集【競馬学校】をご確認ください。

JRAと地方競馬別厩務員の年収

以上、厩務員の大まかな仕事の内容や求人、2019年度競馬学校の応募資格を紹介しました。

そして何だかんだ気になるのはやっぱり「年収」ですよね?

厩務員の平均年収は740万円です。

平均年収推移は680万円から780万円です。

しかしJRAと地方競馬とでは同じ厩務員でも年収が異なりますので、JRAと地方競馬別厩務員の年収を紹介します。

JRA厩務員の年収は700万円~1000万円以上

JRAの厩務員の平均年収は700万円から1000万円以上です。

厩務員の大まかな給与形態は「調教師からの給料(固定)」+「担当馬がレースで勝った際の賞金の5%(歩合)」となります。

JRAの厩務員の調教師からの給料は最低でも700万円で、年収1000万円を超えるには担当している馬がレースで勝たなければいけません。

フェブラリーステークスで1着になると賞金は1億円、2着は4000万円、3着は2500万円、4着は1500万円、5着は1000万円となります。

仮に自身が担当している馬がフェブラリーステークスで1着になると賞金の1億円は馬主が80%、調教師が10%、騎手と調教師が各5%ずつ配分されますので、700万円+500万円で年収は1200万円となります。

ただし厩舎の中では賞金の5%を同厩舎の他の厩務員や調教助手などで均等に配分するところもあります。

JRAの厩務員の年収は頑張り次第では1000万円を超えるのです。

また、厩務員から調教厩務員、調教助手とキャリアップしていくことで年収も上がります。

地方競馬厩務員の年収は400万円~600万円

一方で地方競馬の厩務員の年収は400万円から600万円とJRAの厩務員の平均年収より低くなります。

同じく地方競馬の給与形態も「調教師からの給料(固定)」+「担当馬がレースで勝った際の賞金の5%(歩合)」となりますが、地方競馬の賞金は1,000万以下や100万円以下のレースが多く、仮に賞金100万円のレースで担当馬が1着になっても歩合は5万円となります。

地方競馬の厩務員になるには競馬学校に通う必要や厩務員試験がない分、なりやい一方で賞金水準も低く、担当馬の頭数も3頭から5頭とJRAの厩務員より労働環境が過酷なのがネックですね。

地方競馬の厩務員からJRAの厩務員への移籍は困難ですので、年収1,000万円以上を目指す方はJRAの厩務員になることを前提に進路を決めたほうが良いでしょう。

JRA厩務員は馬券を買えない

中には「厩務員が厩舎情報を基に馬券を買えるのでは?」と疑問を感じる方がいらっしゃるでしょう。

結論、厩務員は競馬法の29条で馬券を購入を禁じられています。

第29条 次の各号に掲げる者は、当該各号に定める競馬の競走について、勝馬投票券を購入し、又は
譲り受けてはならない。
(1) 競馬に関係する政府職員 中央競馬の競走及び地方競馬の競走並びに日本中央競馬会、都道
府県又は指定市町村が勝馬投票券を発売する海外競馬の競走
(2) 日本中央競馬会の役員及び職員 中央競馬の競走及び日本中央競馬会が勝馬投票券を発売す
る海外競馬の競走
(3) 日本中央競馬会が第21条の規定により委託を受けて競馬の実施に関する事務を行う場合にお
けるその役員及び職員であつて当該委託を受けた事務に関係するもの 当該委託に係る競馬の
競走
(4) 都道府県、指定市町村又は地方自治法(昭和22年法律第67号)第284条第1項の一部事務組合
若しくは広域連合(以下この号において「都道府県等」という。)の職員であつて当該都道府
県等が行う競馬に関係するもの 全ての地方競馬の競走及び当該都道府県等が勝馬投票券を発
売する海外競馬の競走
(5) 都道府県、市町村又は地方自治法第284条第1項の一部事務組合若しくは広域連合が第4条又
は第21条の規定により委託を受けて競馬の実施に関する事務を行う場合におけるこれらの職員
であつて当該委託を受けた事務に関係するもの 当該委託に係る競馬の競走
(6) 協会の役員及び職員 全ての地方競馬の競走及び都道府県又は指定市町村が勝馬投票券を発
売する海外競馬の競走
(7) 中央競馬の競走に関係する調教師(競走馬の飼養を行う者を含む。以下同じ。)、騎手及び
競走馬の飼養又は調教を補助する者 中央競馬の競走
(8) 地方競馬に関係する調教師、騎手及び競走馬の飼養又は調教を補助する者 全ての地方競馬
の競走
(9) 日本中央競馬会、都道府県又は指定市町村が勝馬投票券を発売する海外競馬の競走に関係す
る調教師、騎手及び競走馬の飼養又は調教を補助する者 当該海外競馬の競走
(10) その他競馬の事務に従事する者 当該競馬の競走
(勝馬投票類似の行為の特例)

引用元:JRA
URL:https://company.jra.jp/0000/law/law01/01.pdf

厩務員ブログ

実際に厩務員がどんな日常を送っているのか知りたい方は厩務員のブログをチェックすると良いでしょう。

山内厩舎の榊原洋一厩務員がオフィシャルブログ「馬ひとすじ」で厩務員の日常を公開しています。

馬ひとすじ

馬ひとすじでは「これから800勝する調教師はなかなか出て来ないと思う」など現役厩務員のリアルな声を確認することができます。

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厩務員を目指している方や厩務員の情報をチェックしたい方は「馬ひとすじ」をおすすめします。

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まとめ

以上、厩務員について仕事の内容や厩務員のなり方、競馬学校に入る資格、JRA・地方別年収を紹介しました。

厩務員の仕事内容はハードなもののJRA厩務員になり担当馬が勝てば年収1000万円以上を稼げる可能性が十分ある夢の職業です。

地方競馬の厩務員は資格が必要なく厩舎と直接雇用契約を結ぶため比較的JRAの厩務員より地方競馬の厩務員のほうがなりやすいです。

一方で地方競馬の厩務員の年収は400万円~600万円とJRAの厩務員に対して低くなります。

地方競馬の厩務員からJRAの厩務員へ移籍は困難ですので、厩務員を目指している方はまずJRAと地方競馬の厩務員どちらになるか進路を決める必要があります。

最後に現役厩務員の方のブログを紹介しましたので、際に厩務員がどのような日常を送っているのかチェックしてみてください。