【競馬】競走馬の年齢と能力の関係を解明!全盛期は4~5歳!

競馬 年齢

競馬の競走馬は生まれた時は0歳、そしてそれからトレーニングや調教を経て、ゲート試験などをクリアしてやっとデビューを果たします。

新馬戦でのデビューは大体2歳の夏頃からされていますが、気になるのが「馬の年齢と能力の関係」ではないでしょうか?

競馬を始めたばかりの人はあまり気にしたことはないかもしれませんが、人間と同じで、競走馬にも能力のピークというものが存在しています。

  • 馬齢の数え方
  • 人間に換算すると何歳?
  • 馬は一斉に年を取る
  • 競走馬の年齢と能力の関係…3歳馬が古馬に挑むということ

以上、馬の年齢についてご紹介させていただきたいと思います。

個体差や血統など、様々な要素があるため年齢で全てを判断することは出来ませんが、過去の統計から導き出されたデータがしっかりと存在しています。

馬の年齢について知ることは能力や傾向について知ることになり、単なる知識としてだけでなくこれからの競馬予想にも役立てていけるはずです。

是非これからご紹介させていただく内容を参考にしてみてください。

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馬齢の数え方

馬齢の数え方

馬は人間とは異なった年の取り方をします。

生まれてから30〜90分ほどで一人で立ち上がれるようになるという馬は、生まれてからたった1ヶ月ほどでもう体重は100kgほどにまでなります。

馬の場合、3歳までの成長スピードが特に早いと言われており、馬の1歳を人間の6歳、馬の2歳を人間の12歳、馬の3歳を人間の17歳として、これを基準に以下のような式になります。

人間に換算すると何歳?

《4歳以上の馬の年齢換算計算式》

(馬の年齢ー3)✕3+17=人間の年齢

ということで、馬の平均寿命25歳の場合、人間の年齢に換算すると83歳ということになります。

この計算式に当てはめて36歳まで長生きした名馬・シンザンの年齢を人間に換算してみると…なんと「116歳」ということになります!

ちなみに、元競走馬のアローハマキヨ(シャルロット)は2019年8月に40歳で死亡。
上の式に当てはめると128歳と人間の平均寿命を遥かに凌ぐ寿命だったことがわかります。

競走馬は1月1日に一斉に年を取る

馬の年齢については北半球では原則、生まれた時を0歳。
そしてそれから以後1月1日が来る度に同じ年に生まれた馬は一斉に1歳加齢するというようになっています。

これが南半球の南アメリカ諸国では7月1日に一斉に1歳加齢、オセアニア・南アフリカ共和国では8月1日に一斉に1歳加齢となっています。

なお、香港では馬の出生国での規則に基づいており、国や地域によっても加齢時期は異なっています。

ちなみに、ご存知かもしれませんが馬は春になると繁殖期を迎える動物です。
そして約11か月の妊娠を経て子供を産むというサイクルのため、ほとんどの競走馬の誕生日は3〜5月に集中しているのです。

ちなみにこの馬齢の数えかたについては、競馬や馬術などでもし満年齢表記を使用した場合、馬の出産シーズンに開催される年齢条件のあるレースでは実年齢が一歳近く離れた馬でも同条件で走ることになりかねないことも起こりえます。

そのため、特殊にも思えるこのような馬齢の表記方法を設定することには合理性があるのです。

年齢も予想に必要な要素

年齢が若いから勝ちやすいという訳ではありません。

ピークとなる、4歳や5歳を超えていても経験の部分で勝利するケースも数多くあります。

逆に言えば、高年齢な馬ほど馬は穴になりやすいです。

ただ、穴となる馬を見つけて予想組むというのはとても難しいです。

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馬齢表記が変更に

馬齢表記が変更に

実は、日本では、馬の年齢を数え年を使って表記していたため、生まれた時点で1歳となっていました。

しかし、これでは世界の表記と日本の表記が1歳ずれてしまうことになり、1990年代頃から活発となった種牡馬や競走馬の国際的な取引に支障をきたすと考えられ、2001年から国際的な表記に合わせることとなりました。

ということで、2000年以前の競馬の資料を読む時には年齢のことについて気をつけなければなりません。
例えば、2000年以前の4歳は現在の3歳となっているためです。

この馬齢表記の変更に伴い、数多くのレース名が改称となり現在の名称となっています。

ちなみに、この馬齢表記の変更に伴ってテイエムオーシャンは「JRA賞最優秀3歳牝馬」を2000年、2001年で2度受賞するという面白い出来事も起きています。

もちろんこれは全く同じ賞という訳ではなく、2000年にテイエムオーシャンが獲得したのは「JRA賞最優秀2歳牝馬」に相当する賞で、表記が新しくなったため全く同じ賞を受賞したように見えてしまっているということです。

馬齢の名称

日本でも牡馬、牝馬という言葉がありますが、馬事文化が確立している英語圏では馬の呼び方が性別や年令によって細かく異なっています。

日本でも耳にした事がある言葉はいくつかあると思うので簡単にご紹介させていただきます。

◆0歳馬
・フォール…1歳未満の仔馬で、母馬の胎内にいる時点でも使われる
・サックリング… 離乳前の仔馬
・ウィリング…離乳後の仔馬

◆1歳馬
・イヤリング… 日本馬(外国産)でもイヤリングセールで購入されることがあるため日本馬の記事でも使われることがある

◆牡馬
・コルト…2 – 4歳
・ホース…5歳以上
・スタリオン… 種牡馬となった牡馬のこと(種牡)
・サイアー… 父馬

◆牝馬
・フィリー…2 – 4歳
・メア…5歳以上
・ブルードメア…繁殖牝馬となった牝馬のこと(肌馬)
・ダム…母馬

◆騙馬(せん馬・去勢された馬)
・ゲルディング

競走馬の年齢の能力の関係

上でご紹介したように競走馬は年をとっていく訳ですが、競馬界での馬の年齢はというと…

2歳馬:レースに出走可能な年齢。新馬戦デビュー
3歳馬:クラシック競走に出走できる年齢
4歳以上の馬:古馬と呼ばれる年齢

よく競馬で「古馬」と言われますが、これは4歳以上の馬を指していたんですね。

一般的には有力馬は2歳の秋頃にデビューし、それから3歳のクラシック競走に狙いを定めて出走するレースを決めていくと言われています。

そう考えるとデビューしてほとんどすぐにクラシックレースですから、競走馬において若い時期が如何に重要かがよくわかりますよね。

ただ、競走馬にも個体差があるため、2歳の時点ではまだ体が小さく、レースに出ても怪我をしてしまう可能性があるような場合は体が出来上がるのを待って3歳になってからデビュー戦に出る馬もいます。

その他、デビューする予定だったにもかかわらず故障してしまった場合などもデビュー戦が3歳になってからになる場合もあります。

競走馬の全盛期の年齢は?

競走馬の全盛期の年齢は?

競走馬の年齢については上記で説明した通りですが、競走馬の年齢というのは実際にはどれほど競走馬の能力に影響を与えているのでしょうか?

調べてみたところ、海外の論文で面白い研究結果が発表されていたのです。

これは2011年にアメリカで発表された研究結果が記された論文によるものですが、6歳以上で、更に今までに45以上のレースに出走した経験のある274頭の牡馬を追跡調査。そしてそれにより、馬の年齢とスピードの関係を調査したという内容の研究です。

この興味深い研究の結果がこちらのグラフとなっています。

競馬 年齢 グラフ

なんと、グラフではここまで明らかに競走馬の年齢による差がはっきり出ているのです。

このグラフによれば、競走馬の競走能力は2歳から上がり続け、急成長とも言える成長を見せます。

しかし成長のピークである4~5歳を超えると緩やかに低下していき、どんどん競走能力は落ちていっているのです。

馬が8歳にもなると競走能力は15%程度も低下しており、競馬予想をするにあたって高齢の馬は馬券外として考えられやすいのも合理的なように思えます。

また、このグラフを見ればまだ競走能力の成長過程である3歳馬が競走能力のピークを迎えている4~5歳の古馬に挑むということがどんなに大変なことなのかもわかります。

ちなみに、年間のレースの優勝回数で見てみるとこのようになります。(2015年の重賞68レース中。勝利した馬の年齢:勝利回数)

◆3歳:5回
◆4歳:21回
◆5歳:20回
◆6歳:14回
◆7歳:8回

このように、勝利回数から見ても競走馬の競走能力のピークは4〜6歳といえます。

しかし、近年では調教技術の発展や医療技術の発展、競走馬の栄養状態などが改善されたことにより、年齢的なピークを過ぎたあとも活躍している馬も数多く存在しています。

タップダンスシチーは7歳で宝塚記念に勝利しましたし、トウカイトリックやアサカディフィートは10歳で重賞勝利して競馬ファンをわかせています。

競走馬は何歳くらいで引退する?

競走馬は何歳くらいで引退する?

このように、競走馬の競走能力のピークは4、5歳で最高になり、6歳から緩やかに下がっていく傾向があることがわかりましたが、(もちろん馬にも個体差があるため、このデータが当てはまらない馬も数多く存在しています。大体の目安と考えてください)そんな競走馬が引退する年齢は何歳くらいなのでしょうか?

競馬の世界では、競走馬として活躍した強い馬は種牡馬や繁殖牝馬となり子孫を残すことがほとんどです。

そのため、年齢による衰えで輝かしい成績に傷がついてしまう前に、または怪我をしてしまう前に、まだ走れるものの引退させるという傾向にあります。

例えば、今までの歴代のクラシック三冠馬を見てみましょう。

◆セントライト:3歳
◆シンザン:5歳
◆ミスターシービー:6歳
◆シンボリルドルフ:5歳
◆ナリタブライアン:4歳
◆ディープインパクト:4歳
◆オルフェーブル:5歳

数多くの優秀な産駒を残してきているディープインパクトは4歳、オルフェーヴルは5歳で引退しているのです。

名馬たちはとても短い現役生活で活躍し最強馬としてその名を競馬史に刻み、そして早々に引退した後は種牡馬入りし、今度は優秀な父として未来へ血をつないで行くのです。

そう考えると競走馬はすごい生き物ですよね。

まとめ

競走馬の年齢、そして競走能力について、いかがでしたでしょうか?

ただ競走馬の年齢と聞くだけではあまり想像が膨らみませんが、競走馬の一生としてまた違う角度から見てみると、新しい味方が出来るような気がします。

確かに競走能力は年齢に左右されることもありますが、古馬はその分豊富な経験を積んでいます。

  • 競走馬は2歳の秋でデビュー、3歳で重要なクラシック競走に挑戦し、4歳以上は古馬と呼ばれる
  • 競走馬の競走能力は4、5歳がピーク
  • 6歳から緩やかに下がっていくが個人差がある
  • 8歳になると競走能力は15%低下する

以上が今回の記事のおさらいポイントです。競走馬の年齢について知って、今まで以上に競馬を楽しんだり、競馬予想に役立てていただけたら幸いです。

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この記事の監修者
後藤孝男
後藤孝男(ごとう・たかお)
大学卒業後、東京タイムズ社に入社。中央競馬担当記者となり全国の競馬場を初め美浦、栗東トレセンなどへ赴き、取材に、予想にと活躍。同紙休刊後は、実績を買われて競馬専門紙「馬三郎」に創刊メンバーとして参画、一昨年からは美浦トレセン北馬場時計班として毎週、サラブレッド達の調教に目を凝らす。
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