「馬連」は競馬において人気の高い券種。
その中でも初心者からベテランまで幅広く重宝されている最強とも名高い買い方は「馬連流し」です。
今回は馬連流しとは何なのか?を簡単に解説し、馬連流しの基本的な賭け方や勝てるコツ、最強と言われている理由など紹介していきます。
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そもそも馬連とは?
まず、「馬連流し」の前に「馬連」とはそもそも何なのかを初心者の方にもわかるように簡単に紹介します。
馬連とは、一言で言うとレースの1着と2着の馬番を的中させる券種です。
たとえば5番と10番の馬で馬連を購入した場合の馬券はこのようになります。
この馬券のときの的中はこのようになります。
1着 | 2着 |
---|---|
5番 | 10番 |
10番 | 5番 |
着順は問わないので選んだ2頭がどちらの順番でゴールしたとしても的中です。
馬連と馬単の違い
馬単とは馬連と同じように2頭の馬を選ぶ券種です。
決定的に違うのは、1着と2着の着順を順番通りに的中させるということです。
たとえば5番の馬を1着、10番の馬を2着で予想し馬単を購入した場合の馬券はこのようになります。
この馬券のときの的中はこのようになります。
1着 | 2着 |
---|---|
5番 | 10番 |
このように2頭を選ぶだけでなくどちらが1着でどちらが2着かまでを予想しないといけません。
馬連より的中させるのが難しい分、配当額も高くなります。
馬連流しとは
ではここから、馬連流しについて解説します。
まず競馬には大きく分けて「流し」「ボックス」「フォーメーション」という主流の買い方があります。
それぞれの買い方については以下の通り。
- 流し:軸に据える馬を決め、その軸馬と相手に選択した馬との組み合わせを購入する方法
- ボックス:選んだ馬の組み合わせをすべて購入する方法
- フォーメーション:1着から3着の馬をそれぞれ選んですべての組み合わせを購入する方法
上記の中でも特に「流し」は点数を絞り、回収率を重視した買い方です。
つまり「馬連流し」とは、軸馬と相手を選んで、その2頭の組み合わせが着順を問わず1着・2着でゴールすれば的中となるため、的中率を担保したまま回収率にも期待が持てるバランスの取れた買い方となるわけです。
馬連流しのメリット・デメリット
ここからは、馬連流しのメリット・デメリットについて解説します。
馬連流しのメリット
馬連流しは、他の券種と比べて点数を抑えることができます。
同じ馬連の買い方で比較した場合で考えてみましょう。
たとえば、1~5番の5頭の馬を選んだとしてボックスで買う場合は下記の通り10点になります。
一方、1頭軸の流しで買う場合は4点。
ちなみに、3連単で5頭を選び、1頭軸の流しで買う場合は12点。
馬連流しと比べると点数は3倍にもなってしまいます。
それぞれの券種における頭数と点数をまとめると以下の通りです。
券種 | 馬連ボックス |
---|---|
頭数 | 点数 |
5 | 10 |
券種 | 馬連流し |
---|---|
頭数 | 点数 |
5 | 4 |
券種 | 三連単流し |
---|---|
頭数 | 点数 |
5 | 12 |
もちろん3連単は的中させるのが最も難しい買い方になるため、的中した時の配当額も高くなりますが、一般人が何度も当てられるものではありません。
競馬では外れた場合の損失を避けることも大事です。
そのため、馬券代を安く抑えられる買い方というのは、大きなメリットと言えるでしょう。
馬連流しのデメリット
馬連流しは、買い方を誤るとマイナス収支となってしまう可能性が高いです。
たとえば、5頭の馬を選び馬連流しで買う場合で考えてみましょう。
- 買い目は4点
- 各100円で設定すると合計投資額は400円
- 仮に人気馬同士が1着・2着となり配当が250円だったら、150円のマイナス収支
こういうことは結構ありがちなので、自分が選んだ買い目のオッズも考慮してマイナスにならないように馬券を購入する必要があります。
ベテランからも一番人気!最強の買い方、馬連流しのコツ
馬連流しが最強の買い方と言われる理由は具体的には以下の通りです。
- 長年競馬を嗜んできたベテランの競馬ファンたちも馬連流しを重宝している
- ベテランの競馬ファンは「軸馬」を発見する能力に長けている
- 流し買いに比べて余分な買い目が含まれるボックス買いなどはあまり手を出さない傾向がある
コツさえ掴めば初心者もベテランも関係なく適切な買い方というのはすぐに身についてきます。
次からは馬連流しで勝つための買い方のコツを大きく3つに分けて解説していきます。
軸馬選びはしっかり行う
まずは基本中の基本、「軸馬」の選定です。
- 連対率の高そうな先行馬を軸馬に据えれば勝率が上がる
- 1~3人気の馬が軸馬に適している
ここは流し買いで最も大切なポイント。
なんせ軸に選んだ馬が1着・2着のどちらかでゴールをしなければ的中にはならないわけですからね。
相手馬は中穴・大穴を狙う
軸馬の次に大切なのは、もちろん「相手馬」の選定。
1~3人気の馬を軸馬に選び、相手も1~3人気の馬に選んでしまうと、たとえ的中しても払戻金額は低くなります。
- マイナス収支になる可能性が高いため、上位人気同士の組み合わせは極力避ける
- 具体的には5~7人気辺りの中穴を狙うのが堅実
- 的中率をそれほど下げることなく、自然に穴狙いすることができる
もし高配当を狙いたかったら、投資金額や点数のバランスを考慮した上で10人気以上の大穴を選んで追加してみてもいいかもしれません。
点数は少なめにする
馬連流しで勝つためには買い目を減らすことが重要です。
- 買い目を減らせば1レースあたりの購入金額を抑えることもできる
- 投資金額の予算をそのままに1点あたりの金額を増やすこともできる
つまり、的中した場合の払戻金額もその分高額になるわけです。
まとめ
「馬連流し」は初心者からベテランまで幅広い層におすすめできる買い方です。超高額な払戻金をゲットできる機会は少ないものの、リスクを抑えて稼ぐことができます。
軸馬と相手の選定に力を入れ、点数を減らすことを意識できれば、回収率も高めやすいでしょう。
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