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「株式会社メジロ(保田一隆監修)」という、競馬界の名門を彷彿とさせる名称や著名人の監修を謳った実績について、長年多数の競馬予想サイトを調査してきた真壁 毅(まかべ たけし)の視点から客観的な検証を行いました。
調査の過程で、サイトのドメイン取得日と掲載されている一部の的中実績の日付について、時間的な整合性の観点から慎重に確認すべき点が見受けられました。サイトが公開される前の日付の実績が掲載されている場合、実績の集計基準や情報提供のタイミングについて、その透明性をしっかりと確認することが推奨されます。
本記事では、実際に登録して確認できたシステムの仕様や、著名人が関与する運営体制の実態など、利用にあたって知っておくべき客観的な事実をまとめています。
目次
競馬予想サイト「株式会社メジロ」の概要
競馬予想サイト「株式会社メジロ」を独自に調査・検証いたしました。

競馬予想サイトの中には、元競馬騎手や調教師、厩務員などの関係者が監修や広告塔を務めているケースがあります。利用する側としては「専門家が関わっているのだから信頼できる」と感じやすいポイントです。
しかし、予想サイトにおける関係者の起用は、必ずしも本人が直接予想の買い目を提供しているとは限らず、プロモーション活動の一環として名前や肖像を使用しているケースも存在するため、実際の関与度合いについては冷静に見極める必要があります。
株式会社メジロにおいては、元調教師の「保田一隆」氏が最高責任者・顧問として紹介されています。
サイトに登録して配信されたメールマガジンには、同氏について以下のような記載がありました。
弊社情報部顧問はあのセイウンスカイで皐月賞、菊花賞の2冠を制した元JRA調教師・保田一隆です。
父親は昭和のスター騎手、そして、調教師としてもトウショウボーイ、メジロアサマを育てた保田隆芳。
保田隆芳は調教師として初の「勲四等瑞宝章」を受章し「日本競馬界の至宝」と呼ばれました。
保田一隆氏本人の実績だけでなく、競馬界で非常に著名な父親である「保田隆芳」氏の功績に多くの文字数が割かれているのが特徴的です。サイトのブランディングとして、著名な血筋をアピールする意図があると考えられます。
監修者の他サイトでの掲載状況について
保田一隆氏の名前や写真は、株式会社メジロ以外にも「ウマトーク」や「劇団競馬」といった別の競馬予想サイト(※現在は閉鎖)でも使用されていたことが過去の調査で確認されています。
複数のサイトで同一の人物が監修者として登場し、同じ宣材写真が使用されているケースにおいては、サイト運営元の関連性や、画像素材の提供契約に基づいた展開が行われている可能性が考えられます。

著名人が複数の媒体に関わること自体は問題ありませんが、提供される予想情報の独自性という観点では、利用前に留意しておくべきポイントと言えます。
株式会社メジロの会員システムについて
登録フォームからメールアドレスを入力して会員登録を行っても、システムから「PCからのご登録、ありがとうございます」という簡素な返信が届くのみで、専用の会員ページにログインするためのIDやパスワードは発行されませんでした。
WEB上の会員専用ページで情報を確認する形式ではなく、提供される情報や有料プランの案内はすべてメールを通じて行われるシステムのようです。
この仕組みの場合、過去にどのような情報が提供されていたのかをWEB上で遡って確認することが難しいため、情報の透明性において一定の懸念が残ります。
株式会社メジロの的中実績の記載状況
株式会社メジロの直近の的中実績として掲載されていた内容は以下の通りです。

こちらの的中実績には、配当額やレース名は記載されていますが、「どの情報プランで的中したのか」が記載されていません。
情報の案内がメールマガジンのみで行われるシステムと相まって、この実績がどの会員に案内されたものなのかを客観的に照合することが難しい状態となっていました。
無料コンテンツの内容に関する検証
株式会社メジロのサイト内には「レース」や「ニュース」という無料で閲覧できるページがあり、重賞レースの傾向や対策が掲載されていました。
2017/10/29
やや出負けし中団から競馬を進めたキタサンブラック。鞍上の武豊は荒れた内の馬場を選択し、コーナーリングで先団に取りついた。直線では最内から徐々に外に出しながら末脚を伸ばし、堂々と先頭でゴール板を駆け抜けた。首差の2着はサトノクラウン、さらに2馬身半差の3着にはレインボーラインが入った。勝ちタイムは2分8秒3(不良)。 勝ったキタサンブラックは史上5頭目の天皇賞春秋連覇でG1通算6勝目。今年は大阪杯、天皇賞春とG1を連勝したが、前走・宝塚記念では9着と思わぬ大敗を喫していた。それ以来4カ月ぶりの実戦で見事に復権した。天皇賞3勝目は史上2頭目の快挙。通算戦績は18戦11勝。 鞍上の武豊は中央G1通算74勝目で今年3勝目。管理する清水久師は中央G1通算6勝目で今年3勝目。ともにキタサンブラックで制した天皇賞・春以来のG1勝利となった。 国内外合わせてG1馬8頭の超豪華メンバーが顔を揃えた一戦。近20年でG1馬が7頭以上出走したのは05年(勝ち馬ヘヴンリーロマンス)、09年(同カンパニー)、11年(同トーセンジョーダン)の3回のみだった。
調査の結果、上記のようなコンテンツのテキストが、既存の大手スポーツメディア(スポニチ等)の配信記事と同一の内容であることが確認されました。
外部のニュース記事を引用元を明記せずにそのまま掲載している可能性があり、サイト独自の「高度なデータ収集・分析力」を示すコンテンツとしては、独自性の面で評価が分かれる部分となります。
株式会社メジロの料金プラン
「株式会社メジロ」は都度購入制のサイトとなっており、有料情報を利用する際にはその都度費用を支払う形式です。
調査時点では、メールマガジンを通じて以下のようなプランの案内が確認できました。
- トライアルプラン:通常価格15万円 → 特別価格3万円
サイト上に有料情報の詳細一覧や購入ページが存在せず、送られてくるメールに記載されたURLからプランの詳細確認と購入手続きを行う仕組みとなっていました。
的中実績(馬券画像)の不自然な点
株式会社メジロのページ内には、的中実績の証拠として2017年菊花賞の馬券画像が掲載されていました。

しかし、この画像について検証を行ったところ、馬券に印字されているQRコードを正常に読み取ることができませんでした。本来、正規の馬券のQRコードには190桁の文字列情報が含まれており、読み取りツール等で認識が可能です。
また、複数並んでいるQRコードの形状が全く同じパターンとなっている点についても、通常の馬券の発券仕様とは異なる不自然な特徴と言えます。

これらの客観的な状況から、掲載されている馬券画像は実際の購入券面そのままではなく、何らかの加工や編集が施されている可能性が極めて高いと判断せざるを得ません。
株式会社メジロの基本情報
| サイト名 | 株式会社メジロ |
|---|---|
| URL | http://mejiro1.com |
| 運営会社 | 株式会社メジロ |
| 電話番号 | 03-5937-8874 / 0120-559-400 |
| メール | gentei@mejiro1.com |
| 責任者 | 不明 |
| 料金体系 | 10,000円~ |
株式会社メジロの検証まとめ
競馬予想サイト「株式会社メジロ」について検証を行った結果、いくつかの懸念点が見受けられました。
著名な関係者の名前を冠している一方で、WEB上に会員専用ページが存在せず、実績の集計基準も不明瞭でした。さらに、無料コンテンツにおける外部記事の転載疑惑や、掲載されている的中馬券画像のQRコードの不自然さなど、サイトの透明性や信頼性を評価する上で慎重な判断が必要な要素が複数存在しています。
以上の点から、株式会社メジロは利用に際してシステムや情報の根拠をしっかりと見極める必要があるサイトであったと言えます。
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真壁 毅からのアドバイス
しかし、サイトの開設日(ドメイン取得日)と実績日付の整合性や、掲載されている馬券画像の真憑性(QRコードの不自然な一致など)を確認することは、宣伝文句に隠されたサイトの客観的な事実を知る上で非常に重要です。また、会員専用ページが用意されず、情報の内容や実績を後から照合できないクローズドなシステムには特有のリスクが伴います。
権威性を強調する演出を鵜呑みにせず、サイト内で提示されている数字や画像の整合性、コンテンツの独自性を客観的にチェックする視点を持つことが、ご自身の資金を安全に管理するための第一歩となります。
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